だいぶ記事書いてませんでしたが、もちろんバドミントンのことはいろいろ見てました。

久しぶりに日本の選手達も出場した世界大会の全英オープンのこと。時間が経ちましたがざっくり書いておこうと思います。


男子シングルス桃田選手、負けました。たまには負けなければいけないのです。これを良い刺激にしてほしいです。

リージージャがすごく良かった。アントンセンもあのリージージャには勝てなかったですね。それまでにアントンセンの方はフルセットばっかりだったのでだいぶ持久力が落ちていてそこへリージージャですから不利は不利だったなと思います。

男子シングルス男子ダブルスも他の種目もやっぱりこれからはスピードですかね。すきあらばどんどん打ち込むっていうやり方が主流になってきそうです。シングルスでも早めに攻撃を入れていく、もしくはちょっとでも甘かったら上から叩く、たとえ自分のスタミナが残っていなくてもというプレイスタイルが主流になりそうな予感がしますね。今回のももティーの場合はその、周りがどんどん攻撃スタイルになってる中の包囲網にあったということですかね。初っ端から攻撃的に行かないといけないっていう流行が始まってきてますね。


女子ダブルスは全日本総合に続いてナガマツペアに軍配が上がりましたね。フクヒロペアのしぶといレシーブ力がナガマツペアの連続強打にあと少しの差で負けてしまった状態でした。ナガマツペアの練習の成果ではあるのですがまあそれだけではないですよね。元々のポテンシャルとしてやっぱりレシーブ力をつけ、自信をつけるとナガマツペアはより強くなると。

ここでもやはり攻撃的なバトミントンがより強いということになってきてる気がします。


遠藤渡辺ペアの男子ダブルスも、レシーブ力で確かに試合を自分たちに有利に運んだわけですが、しかし長身ペアとの試合ではスマッシュを多用させないプレイをしていたり、やはり連続攻撃は避けたいというのが底辺にあるなと分かります。連続攻撃をもしさせてしまえば自分たちのポイントが途絶えるというのはあるわけです。結局、レシーブ力も攻撃的なプレーに勝つにはよほど慎重でなければならない、よほど忍耐がなければならないというのが現れていたと思います。


混合ダブルスでもそうですね。攻撃的なプレーでどれだけ行けるかというのもありますし、特にスピードが求められるなと思いました。スピードで東野渡辺ペアが勝っていたという感じが素人目にもしました。スピード感を中和するためにも松友金子ペアは少し緩い球を比較的多用したのかなと思うのですが、特に前衛でスピードがありながら決定率が高い東野さんの強いプッシュがネットにかからずしっかり決まるというのが大きかったと思います。軽くヘアピンで返すということが何回かに一回は出てくるはずですが、非常に少なくてほとんどは強く前に落とすというもので決まっていた。それをどれだけしっかり決められるかが勝敗を分けたように思います。

混合ダブルスでは男子のカバー力と女子の前衛の決定率の高さ、特にそのスピード感が、勝敗を分けたということのように思います。これからそのスピード感というのはより注目されていきそうですね。


女子シングルスは奥原さんの粘り強さを見ました。また勝敗を分けたことの一つにはライン際にシャトルを送る時のコントロールもうだいぶ大きくて。それを一体どうやって決めていくかそこも問題ですね。少しでも甘ければ打たれちゃうし、ギリギリを狙えばギリギリ出てしまうことも多々あるし。またここでもやはり少し攻めたラリーをするとかでスピードや攻撃的なプレイをするということがより強く出ているようにいろんな試合の中で見えました。



結局全部は試合を見ることはできてないんですがアントンセンと戦った渡邉こうきさんの試合は見ました。よくできてましたよね。ある意味決勝と同じぐらいの価値があったんじゃないかと思います。これからの活躍がすごく楽しみですね。


他の選手も頑張って欲しいです。全員の選手を応援するのってすごく矛盾しますけど、でも応援しています。全員の名前を挙げて試合のこと語れたらいいんですけど。




余談ですが。

特にバトミントンの女子シングル、男子シングルスで、ラインギリギリでアウトになってというのが勝敗を分けてしまうということが多いものですね。他の種目でもそうですけど、コントロールをきっちり決めるためにできる何かってまだまだあるような気が最近するんですよね。もしそれが分かれば夢のような発見ですけども。

バドミントンの話題がテレビに出ないかなぁと思っていろんなところをチェックしてると、ついでに他のスポーツの話題も見るのですが、色々参考になることがあります。他の競技がいろんな工夫をしてるのが分かります。そうするとバドミントンでももっと工夫ができそうだなーって思うんですよね。何かちょっとした違いを見つけることでもっとできるようになる、思ったようなプレーができるような気がします。ラインぎりぎりにシャトルを運んでいく、ネットギリギリでしっかり落とすということが、何かによってできるんじゃないかという気がするんです。練習でいつか到達するような何かかもしれませんが全く別のアプローチで意外なところから発見するようなことがありそうな気がしています。固定観念があると気づかないような何かがある気がして仕方ないのです。誰か発見してください。笑