テレビで見た話。

 

コーチからの言葉。

「オリンピックに必要なのは、

戦う準備じゃない。

勝つ準備だ。」

 

 

 

 

 

 

世界はTokyoをめざす「ユウコ先生 運命の挑戦~ブラジル男子柔道監督~」 - NHK

ブラジルで日本女性が柔道を教える、その姿を追った。

この番組の中に出てきた言葉。

 

 

先日も、ちょろっとピックアップしてたとこで、

上手い選手と強い選手とか、

うーん、深すぎて、ファンにはよくわからない気もする。

いや、中年としてはちょっとわかる気も。

スポーツ関連の番組を、

選手側の話としてみるのと、コーチ側から見るのと、あって。

年齢がいくと自然と、指導者側から見てて。

指導者も悩んでるなと思った。

 

 

 

話は、少しずれてしまうけれど。

 

バドミントンの関連番組やら、Youtubeやら見ていたら、

ちょうど、似たようなシーンを見かけた。

どちらも、子どもたちがシャトルの打ち方を教わっている。

片方では、こういうショットを覚えるといいよと教っていた。

どうも、この番組を見たみたいで、

もう一つのほうで、このショットを教えてほしいと子どもたちが。

しかし、こちらの指導者はそれを教えなかった。

今のみんなには教えない。

今やるべきことは他のことだ。

それができるようになったら、

おのずと、難しいこともできるようになる。

そういう風に答えていたと思う。

 

子どもや年下の人に、何かを教えるという経験は誰でもする。

教えるということを繰り返していると、

教え方はこれで正しいのか?と自問自答する時が。

 

(これも先日記事にした番組だけれど)

奇跡のレッスンという番組。

見ていると、まったく指導していない指導者という場合も。

まったくのスキー初心者を指導している人は、

ただただ、先頭を滑るだけ。

それで十分だという。

もちろん、何が足りなくて、何が必要かは判断して、

コースを変えてみたり、滑る位置を選んだりしている。

でも、一人一人に直接どうすべきか言わない。

それで、最終的にはみんな滑れるようになっていた。

この様子を見ていたら、疑問がわいてきた。

これって、教えてるって言えるのかな?

教えてないんじゃないかな?

教えるということ、指導する、コーチということ、

それはいったい何なんだろうって。

 

もし、あの番組のコーチの方法を、分解して分解して、

一つの言葉に落とし込んだとしたら。

そこはこうだよって全部教えるのとはまったく違って。

できれば、本人が自分で答えを見出せたら一番いい。

できたという喜びを、知ってほしいから。

教えるっていうことに何ができるんだろう。

どうしても行き詰ったときに、突破口の糸口を見つけるために、

例えば、今どんな状態なのか再確認してみる、

そこから何をすべきか問う、

そういうふうに、次の一歩を出せるように、手伝う。

一つの言葉に落とし込んだら、

手伝う、それだけっていうのはどうでしょう。

 

教えるって、なんて難しいんだろう。

日々、教えることに奮闘されている方々、

実践されている方々、

本当に尊敬します。

 

 

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そういえば、タイトルを少し変えました。

だいぶ迷ったけれど、今だけです。

時期がくれば、元に戻す予定です。<(_ _)>