今日も見ました。
見れたのはBSの放送分だけでしたが、
日本の選手、いずれも最高の試合でした。
心配と言うか、ハラハラするのは、
途中で連続失点するところ。
ほとんどのゲームで必ず出てきますね。
よくあるのは、各ゲームの14点~17点辺り、
もしくは、第2ゲーム。
このあたりに差し掛かると、
急に点数がとれなくなり、
相手チームが連続得点を開始してくる。
相手チームの勢いが止まらず、
時には、そこをきっかけに、
逆転負けに転じてしまう、なんてことも。
よくありすぎることなのですが、
単純によくあることで片づけても、本当にいいのでしょうか。
ちょっと思い当たることがあるのです。
そもそも、そこで何が起きているのか?
相手がものすごく頑張りだすので、自分たちが防げなくなる、
そういう風に見えます。
でも、ただそれだけなのでしょうか?
実は、それだけじゃない気がするんです。
相手の勢いが増して、それと同時に、
自分たちの勢いが減る。
それがお互いに発生してるのだと思われます。
簡単な例でいうと、
「追いかけられる側よりも、追いかける側の方が楽だ」
と言いますね。
たぶん、これだと思うのですが、どうでしょう?
1ゲーム先取して、あともう1ゲームで勝てると思った時。
また、得点が先行して14~17点辺りになり、もう少しで1ゲーム取れると思った時。
その時に、自分たちのパフォーマンスが無意識に下がるのです。
逆に、このままではいけない、もっと攻めていこうと思った時に、
パフォーマンスが上がるのです。
ただ、全員が全員そうなるわけではなく、
焦りすぎると、勢いが空回りする人もいたりでしょうか。。。。
で、この、
心理面のちょっとした変化がパフォーマンスを左右すると仮定して。
何かが明確に起こってるならば、それを防ぐ方法もあるはず。
相手のパフォーマンスが上がるのはさておき、
自分のパフォーマンスが下がることには、何か対策ができるはずです。
一つには、
20点まで気を抜かない、2ゲームめも手を抜かないと自分に言い聞かせる。
ものすごく当たり前のことのようですが、
そもそも気持ちの変化が一つの要因なので、
気持ちの変化をさせず、一定のままにすればよいはずで、
たぶん、これだけでかなり効果が望めるはずです。
もう一つは、
深呼吸しないことかなぁと思います。
気持ちを落ち着かせたいだろうし、逆でしょ?って言われそうですが、
深呼吸すると、交感・副交感神経などに作用して、
一気に心拍数が変化します。
心拍数が変化すると、血圧が変化したりで、体調が変化します。
緊張状態から解放され、リラックス状態へ変わるそうですが、
試合としては、緊張状態はある程度のまま持続しておきたいのに、
それまでのいい調子が一気に崩れる可能性があります。
血圧を上げ下げしたり、心拍数を変えるのは直接できませんが、
呼吸の数なら、自分で調整できます。
なので、呼吸を変化させてしまわないように、
ちょびっと注意してみるのはどうでしょう。
(一般人のテレビからの知識程度です、詳しくはプロの方に。)
呼吸と言えば、
バドミントンは、長い時間走り回るような状態ですから、
長距離走に近いものがあります。
そこから考えると、長距離の選手の呼吸法を真似すると、
きっと良いパフォーマンスが維持できるんじゃないかと思うのですが。
NHK大河ドラマの「いだてん」で、マラソン選手は、
ひ、ひ、は、は、(吐いて、吐いて、吸って、吸って)
という、呼吸をしてましたが、あれがいいんでしょうか?
専門家に聞いてみたいですね。
もう一つ。
長いラリーで走り回った後、必ず、
しばらくの間、急にうまく打ち返せない状態になったり。
あれは、長いラリーによって急激な疲労が発生するからじゃないかと思いますが、
どうでしょう?
これもまた呼吸法で早く回復できないものでしょうか。
今日の試合のうち、昨日から気になってたソノカムペア。
この試合だけがフルセット。
ソノカムペアは、フルセットが多いようです。
2セットなら40分くらいで終了することもあるけれど、
3セットだと90分くらいと、1.5倍から2倍くらいの長時間に。
これを繰り返すとなると、疲労は相当なことに。
2セットで勝ち切る。それも、このペアの課題なのかな?
それに、試合開始の立ち上がりが悪くて、
相手に先行されてから、自分たちの勢いが上がってくるパターンが多い。
さっきの話に当てはめると、
相手に先行されてからしか、勝利につながらない。
試合時間が長くなりやすいし、まさに、いちばん避けたい試合内容。
それをどうにかするために、何か策はないものか?
常に自分たちが得点を先に取っていくこと、
そして、相手に点数を挽回させないこと。
そのためには、
どんな相手でも、強い相手に立ち向かっていく気持ちで、
追われる側ではなくて、追う側のつもりで試合するというのがいいのかも。
解説の方も言ってましたが、
やっぱり見てると、いろんな選手の魅力が見えてきます。
女子ダブルスを中心に見てますが、
他の選手の試合も見逃せないぞという気分になってます。
体調が万全じゃない選手、けがをされてた選手もいて心配もしましたが、
今日は本当に思った以上の活躍でホッとしました。
あぁ、なんでもいいけど、
やたらに、松本さんと松友さんを間違えるアナウンサーさんたち。
気持ちはわかるけどね。。。