バドミントン、試合を見て思った事を。
日本選手の全体、対外国選手の試合について。

 

一番言いたいことは、
ネットプレーの特に大チャンスのネット際のスマッシュの成功率を100%に近づけられたらなぁ。
 

なぜかと言えば。。。
日本選手の最大の強みは持久力。
しかし、長期戦に持ち込む前に、相手に強いショットを打ちこまれて短いラリーで終わることが多く、持久力を封じるという外国選手たちの作戦に対処は難しい。
その場合、無理に持久戦に持ち込もうとせずに、日本選手側も積極的に攻撃に転じ、スマッシュを決めていくのが良いと思う。
例えば、インドネシアオープン2019の桃田選手。もっとネット際でスマッシュを多用してもよかったと思う。
男子シングルに限らず、男女のシングル・ダブルスともに全く同じことが言える。

ネット際で、もっとスマッシュを多用してよいと思う。
 

 

でも、なぜそんな最高のチャンスの場面で、スマッシュで攻撃しないのか?

それは、経験者ならわかることだが、ミスショットしそうだから自分から敬遠してしまうのだ。
ネット際に甘い球が上がるチャンスで、多くの選手がミスショットをやってしまう。
 

そうすると。
もし、ネットにかけそうな状態でも確実に打ち込めていれば、多くの日本選手側が最強の試合展開をできるのは間違いない。
チャンスボールを100%確実に物にできる所作を身につければ、日本選手はまた新たな武器を手に入れられる。

持ち前の持久力、レシーブ力、ショットの正確さ、コンビネーション等々とともに、さらにつけ入るすきのないプレーヤーになれるはず。
 

 

一つ疑問なのだが。
誰もが恐れる、ネット際でのスマッシュのミス。

それを防ぐ方法って本当にないのだろうか?
ネット際のスマッシュを打ち込む練習は、きっと各選手が嫌というほどしているはず。

単純にネット際で甘い球を打つだけでなく、試合状況までも再現しながら練習してるはず。

そこまでしても、克服できない難題なのだと思う。

でも、ただ、試合状況の再現をしてもなお、まだ足りないのだと思う。

もっと完璧にその場面を再現した方が良いと思う。

いつもの練習と試合では、どうしても違うものがある。

あの、実際の試合の緊張感と、チャンスボールが来た時の気持ちの高揚感、

その選手の内面的なものまでもを完全再現することでしか、同じ状態での練習にはならない。

もしそれをすべてやりつくして、

あのミスを克服したものがきっと本当の王者になれるのだと思う。


つづく。
 

 

関係ないけど、テレビで解説見てると、「スマッシュ」を「強打」っていうよね。
スマッシュは滑舌が悪くなりやすくて、難しい早口言葉になるから、スマッシュの言葉は避けられてるかなぁ。

(ーー;)???