カーリングを観戦。

今日の、カーリング男子の対カナダ戦と対デンマーク戦、

女子は、対イギリス戦。

日本チーム、男子、女子とも、厳しい戦い。

ピョンチャンでの冬季オリンピックが始まってから、

カーリングについては、日本チームが絡むゲームは、

放送時にほとんどリアルタイムで視聴、

カーリング男子のスウェーデン対カナダの放送も観ていた。

たくさんの試合を見たところで、思ったことを。

 

 

何よりも思うのは、

日本チームが勝ちに行く方法は何だろう?と。

 

多くの試合を見てきて、

何か傾向が見えてくる気が。

そこで、こんな表を作ってみた。

(例は、男子カーリング、対デンマーク戦の第9エンド)

 

 

 

こういう表を作ってみて、

また、観戦した感想から、

その傾向を素人なりに書いてみる。

 

 

まず、

他国のチーム、よかったところは、

 

ショットの正確さが高い。

日本チームは、女子・男子とも、

コーナーガードをよくするが、センターガードはあまり置かない。

他国チームは、特にサークル直前のセンターガードを多用する。

コーナーガードもセンター寄りに置く。

ガードは守る壁の役目だけでなく、

テイクショットに使ったり、同時に、

ハウス内に移動させ、複数得点の対象に。

それにより、ダブルテイクのチャンスも増え成功率も高い。

早い段階からハウスにストーンをたくさん集める状態になりやすく、

複数点の形を作り、

後から対処するのを困難にさせた。

2点差を先取し、その後、勝ち逃げ状態となる。

先攻・後攻どちらも、テイクを積極的にしていた印象。

そのため、日本はいつも受け身の状態に見えた。

ドローショットが少なく、スイープもあまりしないことが多いので、

スイーパーの疲労は少なさそう。

 

 

以上の傾向があるかと。

それらの原因は?

 

ストーンを外へ出し、残さない。←

早めにストーンを出している。

正確なショットでダブルテイクが多い。

テイクショットの回数自体が多い。

テイクショットかつヒットアンドロールをする。

 

ガードを、ダブルテイクに使われる。←

ガードは早めに壊されている。

ガードが防ぐ役目よりも後ろのストーンを飛ばす役目に使われる。

ダブルテイクも多い。

ガードが自由に使われる状態になりやすい。

ガードを壊すのに、1投以上費やさない。

 

ハウスにストーンを早い段階で集めてくる。←

ガードがテイクショットと共にハウスへ集められる。

日本は、ハウス内の相手のストーン排除を後回しにしがち。

 

各エンドの勝敗が、最終1投の難しいドローショットの出来次第にかかってくる。←

最後はドローショットでなく、重いショットでの対策がしづらい状態を作られる。

他国は、最後の1投にドローショットよりも重いショットが使われることが多い。

 

テイクさせにくい状態づくりがされる。→

初めの数投のうちに、テイクしづらい状態が作られる。

初めの数棟のうちに、テイクに使いやすいストーンが置かれる。

ガードで置いたストーンも積極的に使い、テイクショットの回数を増やす。

相手をはじき出すために、相手より前に付けて置いておく。

相手に自分たちストーンを付けて置き、的を大きくして、当てやすく弾き出しやすくしている。

 

アイスリーディング(氷表面の溶け具合を考えること)の問題。→

空調管理の専門家なら、分かる部分もあるかも。聞いたことあるかな?

 

 

以上のようなことが気になったが、

もっと見方を変えた分類項目を作ったり、

違う視点で言い換えてみれば、何か見えてくるかも。

 

素人の思い付きで、書くだけ書いてみた。どうかご容赦を。

また何か思いついたら、後から、書き足すかな。

 

 

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とにもかくにも、

日本チーム、カーリング女子、カーリング男子、

自分たちの納得のいく試合になるよう、

テレビの向こうの日本から祈ってます!(→o←)ゞ