先日、実母が体調不良で検査しまして真顔
大腸にポリープが6個もあって切除
そのうちの1個が難病の疑いがあって病理に出していました真顔

その結果を聞きに付き添っていまして

結論、難病ではなかったんですけど、緑膿菌が出ましてゲッソリ

介護の世界では、緑膿は、褥瘡悪化などで出ることが結構多くて、高齢者施設や病院でも、感染しないように気をつけます
昔は、1+でも施設は受け入れてくれませんでしたが、今では3+位は受け入れて、感染しないようにする事が多くなっているように思います

そもそも、緑膿菌は、人間皆保菌していると言われていて、普段免疫で抑えられていると言われています
高齢者や治療中の免疫力低下時に菌が出ることがあります
緑と書くだけあって、膿が緑っぽくて、臭い
知っているナースが、昔、看護学校で、緑膿菌の臭いを嗅いで倒れそうになったと言っていました

その緑膿菌が、実母の腸から検出

免疫力低下を疑いました

年なんだと思いました

普段、高齢者を相手に主に仕事してますが、我親が年取ったと実感するのはまた別

そう
『介護』は仕事だから出来るんですよ

身内となると感情を抑えきれない事がある事を、改めて今回知りました

何故かイライラして、ドクターにもあたりました

だって、疑いの難病だったか、それをいつまでも言わないから
『結局、難病だったんですか?ムキー
『いえ、違います』

それをまずは言えってのムキー
これだからドクターはムキー
なんて思いました

親は親で、検査結果が出るまで不安なもんだから、かかりつけ医で腫瘍マーカーの検査受けてるしムキー

あっちこっち行くなムキー

薬も当然ごちゃごちゃ

帰りの道中でも勝手に色々言うもんだから、イライラをぶつけてしまいました

『言われた通りに薬飲んどけ‼️』

勿論自己嫌悪ですよ

最低だ・・・

でも、これが現状なんですよ

ケアマネだって人間ですから

いつだって冷静な訳がない

仕事だから冷静だし、冷静ぶれるんですよ、きっと

でも、私は、こういう事も、経験として仕事に活かしていきますよ

大病したことのないドクターが、患者の気持ちが分かると思いますか?
家族を失った悲しみを知らないケアマネがケアマネ出来ると思いますか?

私は無理だと思います

私は、父を幼くして失い、友達を発作で突然失い、別の友達の死体の第一発見者になり、私の大切な人を沢山失いました

それでも、残された人間は生きていかなければいけない

すこしでも、悔いなく見送って堂々と日常生活に戻れるようお手伝いさせていただいていると思っています

今年も色々な方が亡くなりました
それぞれ亡くなり方は様々でした

来年も続くでしょう
この仕事は、私は『送り人』と思っています

いかにその人らしく死を迎えられるか
いかに家族様が悔いを減らして見送れるか
そのお手伝いだと思いながら仕事しています

人は必ず死にます

この世にある唯一の『絶対』は『死ぬ』
これだけ

あとは、どう死を迎えるか

それだけ