Q.ドメインについて紛争が発生した際に、裁判によらずに解決する公的な機関はございますか。



A.JPドメインに関する紛争については、申し立てに応じて日本知的財産仲裁センターにおいて紛争の対象となっているドメインを移転又は取り消すように等といった裁定を下してくれます。詳しくは「ドメインに関する紛争処理 ~Twitter事件~ 」をご覧ください。








Q.有名な会社名・サービス名と類似するドメインを取得しても、違法にならない場合はありますか。



A.そのドメインを取得することについて、不正な利益を得る目的や他人に損害を加える目的がない等の用件を満たせば違法とならない(不正競争に該当しない)という場合もあります。詳しくは「ドメイン名の不正使用とならない場合 ~MP3ドメイン事件~ 」をご覧ください。







Q.有名な会社名・サービス名と類似するドメインを取得して、そのドメインにより運営されているサイトで商品を販売したりサービスを提供する行為は違法ですか




A.不正競争防止法により罰せられる可能性が高いです。詳しくは「ドメイン名の不正使用について ~J-PHONE事件~ 」をご覧ください。









Q.ある有名ゲームのタイトルの一部をタイトルに使用したゲームを製作・販売する行為は問題になりますか(例:「ドラクエワールド」等)。




A.場合によっては、不正競争防止法に該当することになります。詳しくは「ゲームソフトタイトルの不正使用 ~ファイアーエムブレム事件~ 」をご覧ください。









Q.ある雑誌等のタイトルと同一名の商品の作成やサービスの提供をすると著作権法違反になりますか。



A.著作権法違反よりも不正競争防止法違反になる可能性が高いです。詳しくは「書籍等のタイトルの不正使用 ~VOGUE事件 」をご覧ください。







Q.既存書籍タイトルと同一タイトルの書籍を著作した場合に、著作権侵害となりますか(書籍の中身の内容は異なります)





A.既存書籍の名声に便乗したりするなどの不正の目的をもって同一タイトルとした場合には、既存書籍著作者の人格的利益を侵害しているとみなされることもあります。詳しくは「書籍タイトル(題号)の著作権 ~父よ!母よ!事件~ 」を参照ください。