洋食器の買取/福岡・骨董品…福岡市中央区でウエッジウッドやロイヤルコペンハーゲン、バカラ、マイセンなどの洋食器を買取させていただきました。このトレーはリモージュの美しいものです。リモージュは食器のほかにも置物や人形、洋酒の入れ物なども作っていますね。リモージュとは焼き物や七宝焼きの街として世界的に名高いフランス・リームザン地方の中心都市であり、その周辺で生産される磁器は、リモージュ焼きとも呼ばれます。その歴史は1771年にリモージュにて窯が開かれたことから始まります。カオリンと呼ばれるこの『中国と同じ白陶土』がリモージュの街で見つかると、まずセーブル王立磁器製作所に運ばれました。しかしカオリンがセーブルに運ばれる様子を見ていたリモージュの人々は自分達で製造しようと考え、1771年に窯を興しました。
当時のリムーザン知事であったトウルゴは、磁器工場を設立して硬質磁器という新しい産業を世界に通用する地域産業に発展させようとしました。その資本はグルレ兄弟という2人の実業家によってもたらされ、1771年からリモージュで硬質磁器が製造されるようになりました。もともと『エマイユ』と呼ばれる七宝焼きやステンドグラスの技術を持っていたリモージュ窯は、瞬く間に華麗な焼き物を焼き始めます。1774年には製陶所はアルトワ伯爵(後に国王シャルル10世)の保護下におかれるようになりました。1842年にニューヨークからダビド・アビランドがこの地を訪れ、磁器をアメリカに紹介したことからアメリカへの膨大な輸出につながり、彼自身も1862年に2人の息子とともに「アビランド製陶所」を設立。このころにヨーロッパに広まっていたジャポニズムもリモージュ磁器に取り入れられながら、世界的なメジャーの地位を獲得していくようになりました。リモージュ焼きの特徴は素焼きに絵付けをして焼くのではなく、白い生地に絵付けしてからさらに焼き付けるという手法にあり、リモージュでは19世紀後半から行われています。 骨董品買取の福岡玄燈舎では洋食器買取ります。お見積りだけでも構いませんのでお気軽 にお問い合わせください。福岡県内は無料出張査定いたします。