この花入れは健軍窯で修行した長木 實さんが、1998年に宇城市松橋町に開窯して作ったものです。  白小代、黄小代と呼ばれる、釉薬で変化する色味の美しさが魅力の小代焼の特徴を守りながら、毎日の生活に楽しく使ってもらえる作品を作り続けている方です。小代焼とは、熊本県玉名郡南関町や荒尾市など、熊本県北部で約400年前から焼き続けられてきた陶器です。荒尾市の東に位置する小岱山 (しょうだいさん) の麓から採れる陶土を原料としていることから、小岱焼と言われることもあります。

 

色により青小代、黄小代、白小代と分けられ、どれも素朴かつ力強い味わいがあります。肥後藩の御用窯として茶陶器が作られたほか、日用の雑器も作られ、その芸術性が高く評価されている焼物です。ありがとうございました。 骨董品買取の福岡玄燈舎では陶磁器の花瓶や壺を買取ります。お見積りだけでも構いませんのでお問い合わせください。 福岡市内県内は無料出張査定致します。