おはようございます。先日は福岡県宗像市にて茶道具や掛軸、仏像や勲章、模型など買取いたしました。

この茶器は茶合と言って茶席に使用するものですね。

 

煎茶道の道具は大半が中国に起源が求められますが、 茶合は 日本独自 の起源の道具で、大陸が起源のものが多い煎茶道の中では珍しい存在です。江戸時代の中期に 茶頭 の売茶翁が茶葉の量と投入の便宜のためにこの道具を考案したというのが定説です。質素清貧を良しとする売茶翁考案のため、竹を2つか3つ、適当な大きさに割っただけの簡素な造りでした。この形状が現在も受け継がれています。その後、中国美術の古書画を好む文人趣味により、裏面に漢詩を書いたり、中国風の 彫刻 を施したりするのが流行しました。 素材で最も多いのは煤竹で、縦に半分に割った形をしています。 木彫り は日本の 伝統技術 が生かされており、のみや小刀、錐などを使って手作業で彫り込こんでいきます。 丸彫り や浮彫などの 技法 があり、味わい深い作品に仕上がります。竹のほかには、金属・象牙・大理石・ 漆塗 などがあります。松や杉、南天などで造られているものも見られ、天然の 木味 を生かした 名品 などもあります、ありがとうございました。 骨董品買取の福岡玄燈舎では茶道具を買取ります。お見積りだけでも構いませんのでお気軽にお問い合わせください。 福岡市内県内は無料出張査定いたします