先日は福岡県春日市にて有田焼、伊万里焼など陶磁器や茶器を買取致しました。

特に目を引いたのは江戸時代の古伊万里蕎麦猪口です。

 

 

1670年代から作られ始めた古伊万里そば猪口。江戸時代に作られたそば猪口のほとんどは古伊万里で、柿右衛門窯の柿右衛門様式の色絵そば猪口から始まります。今に見る藍の古伊万里そば猪口も作られる様になりました。この時代には既に綺麗な蛸唐草文様の古伊万里そば猪口が存在しています。延宝年間(1670〜1690)の蕎麦猪口は蕎麦を食べる為の器ではなく、現在の懐石料理に使う向こう付けだと考えられています。蕎麦がはやりだした江戸時代に、蕎麦の付け汁を入れるのに丁度良い大きさなのでそば猪口として使われる様になり、そば猪口と呼ばれる様になったのは明治時代に入ってからだと言われています。骨董品買取の福岡玄燈舎では古伊万里の蕎麦猪口買取ります。お見積りだけでも構いませんのでお問い合わせください。福尾市内、県内は無料出張査定致します