母から貰った反物に
驚きの値段がついた
この反物は
取引のあった京都の呉服問屋が
経営悪化のため在庫処分を願い出て
購入したものだった
母にとっては必要のないものだったが
安値だったので購入したらしい
もう２０年近くも前のことだ
反物は十数点
袋帯・名古屋帯も十数点ある
今回のものは
そのうちの反物４点で
振袖が１点，総絞りの羽織が３点
いずれも
私には必要のないものだったので
そのまま衣装箱に入れっぱなしだった
今回
京都から出向いた呉服関係者に
見ていただいたところ
振袖用の反物は
なんと３００万円もするという
オレンジ系の地色に
柄はほとんどが刺繍
現在では作るのが難しくなっているらしい
絞りも同様だった
１点，数十万円の値段が・・・
褒められて嬉しいが
あまりに突然で
驚いたというのが正直な気持ち！！
振袖は必要がないので
汚れが付かないようにして
反物のまま保存することにした
羽織は同系色の２点を組み合わせて
グリーン系の色を載せて
袖のない丈の長いコートを作ることにした
残りの１点は反物のままで保存することにした
知らないということは怖いことだと
改めて感じた
提供者の母も
価値を聞き驚いていた