ブログをご覧の皆さま、こんにちは。

占星術には疎い私でもよく耳にする、石井ゆかりさんという方がいらっしゃいますね。
とても有名なお方なのでご存知の方も多いと思います。

先日読了した、石井ゆかりさんの「愛する人に。」にを読んで感じたこと、
また、似通った思いとして、マナ・カードで観ることついて自分が考えていること
を書いてみました。

石井ゆかりさんの本を読むのは初めてで、先日友人宅に置いてあったのをふと目にしたのが本を手に取るきっかけでした。
その4日前に、ちょうどお客様でとーても美味しいごはんをお創りになる方がいらして、
その方から名前を耳にしていたので、ちょっとしたシンクロだな。と思い。

パラパラと目を通すと、とても興味深かったので早速購入しました。

一番印象深く、かつ共感したのが、次の一文です。
それは、個人の恋愛について占うことについて言及したもので。

「そもそも、うまくいくかいかないかを占うことは、その人にとって
 本当に意味があるのでしょうか。」
(出典:愛する人に。 石井ゆかり著 ㈱幻冬舎コミックス出版 P3)
という一文でした。

私も、似通った思いがあり、
意味合いは違いますが、占いの要素をマナ・カードに求めないようにしています。
恋愛の依頼は多くないですが、恋愛にしろ仕事にしろ何にしろ、どちらかというと
その体験を通して一体自分が本当に体得したいのはどういうことなのか、を知ることの方が、その方にとって建設的で有意義であるような思いがあります。
そして、結果を知りたいだけであれば、それはそれで切実な思いがそこにあって肯定されるものなのでしょう。
ただ、その時には結果と占い師が占ったということだけが残り、その人の経験した気持ちの移ろいやその上で大事にされるもの、それそのもののかけがえのなさみたいなものは表には出てこないのです。
私は、そこにこそその方の人生の醍醐味があり、フォーカスするのはそこなんだと考えています。

一人で抱えきれない想いを顕し、一方向であったとしても関わりのある方としか経験し得ない模様を、第三者である私と分かち合い認めていくことに、とても意味がある。
気持ちをきちんと載せることに、とても意味がある。と。
まるで石井ゆかりさんのパクリ表現と思われても仕方ないですが、これはマナ・カードをやらせていただいて特に感じていたモノです。

私自身は、お話し頂戴して、その方のお気持ちを聞いて出来ることは多くありません。
お話しさせていただいているときも、大袈裟ですがただその方を想うくらいしか出来ないのです。
だけど、対話に載せることで現実が回りだすのです…。
それがとても大事だと、思っています。

そして本当のところは、いつか、出来事は感情から切り離されたところに本質や目的があって、少しでも感情に沈み込むことなく、陥ることなくいられるようになれたらいい。とも思うのです。
人間だから中々悟りきれないけど、自らもその練習中です。

それらが、愛と平和、調和を構成する大きな要素なのだと思うのです。

長文お読みくださり、有難うございました!

ブログをご覧の皆さまも、楽しい週末をお過ごしください(^^)/

写真は、読了した本なんだけど、間違えて次に出たシリーズの表紙をとっちゃいました…。<