多分、最近読んだ本の影響だと思うけど…
夕ご飯の支度をしながら、本の内容を
思い返していたら、突然遠い記憶が甦ってきた
小学校の3年生の頃だろうか
その同級生、Aちゃんは何かとみんなの
イジメの対象になっていた
確かにAちゃん髪はボサボサで
鼻水がよく出てて、着ている服も
汚れてヨレヨレなものが多かったように思う
その上、勉強があまり出来ないから
男の子には、「汚い臭い」と言われてた
現代のイジメのように無視されることはないから
Aちゃんは、言いたい放題言われても
それが彼女には貴重なつながりだったのかもしれない
彼女は、いつも笑っていた
私は、不当にイジメたりするのが大嫌いだけど
みんなに馬鹿にされても、身なりをたださず
笑っている彼女にも、ちょっとイラッとしていた気がする
ある日の放課後、私は習い事の後、一人で
運動場で母の迎えを待っていた時、
Aちゃんが一人でいた
私は、彼女を嫌いでもなかったから
アスレチックでじゃんけんをして遊んだんです
クラスメイトの一人として…純粋に楽しい時間だった
その頃、朝の会で一人ずつ、最近あったことを
発表することがあったのかな~
彼女は、放課後に私と遊んだことを楽しそうに
みんなの前で発表したのです
クラスメイトが一斉に私を見ました
私は、うつむいて顔を上げられませんでした
彼女と遊んだことを恥ずかしいことだと
思ったのです
その後のことは、あまり覚えていません
でも、今でも時々思い出すことがあります
あの時、“恥ずかしい”と思った自分が情けなくて…
大人になり、いろんな場面での差別や偏見のない
世界がくるよう心から祈っている私
でも時々、あの場面に立ち戻り、私はどんな人間なのかと考える
「あの時、恥ずかしいと思ったことを詫びたいです
ごめんなさい」
Aちゃん元気にしてるかな~
