定刻通り、バアさん5時過ぎにショートステイの車で帰宅
いつもお気に入りの若い男性介護士さんに連れられてご満悦
いくつになっても男性だとバアさんでも喜ぶのかね
バアさんが帰って来る前に急いで仕事を終えて帰宅
と、思ったら家の電話が鳴る
家の電話って親戚か何かの勧誘ぐらいでほとんど鳴ることがない
でも時々しつこい電話が・・・・・
受話器を取ると「○○さんいらっしゃいますか」ってバアさんの名前を呼ぶ女性の声
親し気な感じの声だが今のバアさんに友達などいない
それに田舎なのでなまりのないきれいな日本語の電話なんておかしい
どうせ何かの勧誘ってのはわかっていたから、断ろうとしたら・・・・・・
「以前、○○さんに健康食品を買っていただきまして、認知症予防に大変いいですよ」
とか何とかで
過去に、バアさん、私達に内緒で百万円はするかもっていうサプリメントや
○○温泉と同じ効能の温熱マットとか、電気治療器(たぶん催眠商法で買わされた)・・・・・
などなど、数知れない怪しいものを買って、私達長男夫婦に叱られた過去がある
これは、まだ認知症発症前だったけどこの頃から怪しかったんだろうな・・・・・
その電話に「もう電話しないでください」ってきつく言って電話をきった
そのあと、居間でぼーっとしてるバアさんに変な勧誘電話の相手をしないで電話をきるよう
にって言ったら・・・・・・
「そんな変な電話で、健康食品や健康器具なんて買ったことない」って言ってのけた
そうですか・・・・・
まあ、私のお金じゃないからいいけど・・・・・
たぶん、その業界じゃうちのバアさん、いいカモだったんだろうな
そんな、健康食品や健康器具使ってもしっかりうちのバアさんは認知症になったんですけど