13回NHKマイルカップ
東京競馬場芝1600m
RD天賦の資質を躍らせろ、速くて強い新鋭の伝説を見る。
 今年のクラシック同様にマイル路線も登録馬を見る限り、昨年はデビュー3戦目で朝日杯FSを勝った、素質の高いゴスホークケンがマイル進路を決定したものの、トライアル含むステップに関係無く本番も期待していたが、ニュージーランドTで12着大敗。今年も一筋縄では納まりそうもないメンバー構成に。
 NHKマイルCといえば以前、(外)馬レースと言われていたが近5年は連対無く、同時に万馬券波乱レースが多くなってきている。過去10年データを振返ると1番~4番人気の人気馬同士組合せは一度も無い。連対20頭全馬の共通項を調べると1600mかそれ以上の距離で連対している。その内勝馬10頭中7頭が東京コース1600mで勝っているか、1800mで連対している。スタミナコースからも、1600mクラスまでの馬は苦しく1800、2000mの好走経験馬が好走している。
経験の浅い3才馬ということもあり、優勝馬は過去10年中6年はデビュー後出走レース全て3着以内実績を持つ素質の高い馬で、連対条件としてデビュー後3戦までに2勝以上の馬が毎年該当。
NHKマイルC登録馬の過去成績
 芝1400m以上 ラスト3F成績
 1位 ディープスカイ   33.4秒(東京1600)
 2位 アポロフェニックス 33.9秒
 3位 マルブツイースター 34.0秒
 1位 ダノンゴーゴー   33.3秒(京都1200)
芝1600m以上 連対成績
 1位 ゴスホークケン   75%
 1位 エーシンフォワード 75%
 3位 ディープスカイ   66.7%
 3位 ダンツキッスイ   66.7%
 
2008年年度レーティング最高値
 ダンツキッスイ  105M アーリントンC1着
 ディープスカイ  105M 毎日杯1着
 ドリームシグナル 105M シンザン記念1着
 サトノプログレス 105M ニュージーランドT1着
余談:古くはNHK杯時代から同レースは、NHK大河ドラマ含む関連物から連想出来る馬や騎手が例年連対しているため、楽しむという部分では面白い。オディールやルルパンブルーが出走しないのは残念だが......
今年は女性の視点から見た幕末大河ドラマ47回「篤姫」(原作:宮尾登美子 主演:宮崎あおい)。篤姫は後の天璋院で大奥を束ねた人物。