昨年に迫る勢いでインフルエンザが流行していますね。すでに注意報から警報になっています。電車内でマスクしている人は決して多くはありませんね。ワクチンに期待しているのでしょうか?
世界では予防内服はもとより、治療でも健康な人にはタミフルを使わない国もあるそうです。でもかかると重症になるお年寄りや病気を持っている人への予防接種が徹底しているとか。日本は世界のタミフルの80%を使っているそうです。熱が早く下がるとありがたい気がしますが、耐性のあるウィルスも問題ですね。そういわれてみると検査で陽性でも治療する必要のない症状の人もいるような・・・タミフルなどの薬は治療といってもウィルスの封じ込めだけで、結局は自分の力で直っているのですから・・・
さて、本日の本題
「ものの動きをとらえる神経 新世界ザルの網膜から発見」
見たものの動きをとらえる働き(いわゆる動体視力といってもいいでしょうか)を持つ視神経細胞を小泉周先生が(自然科学研究機構生理学研究所)中南米に生息する新世界ザルの網膜から発見したそうです。
すごい発見なの??
同じような細胞は、ウサギやネズミなどの脳があまり発達していない哺乳類で知られていましたが、霊長類で見つかったのは初めてだそうです。ヒトは見たものを脳で動いていると理解していると考えれら手低増したが、実は動きをとらえる視神経細胞を持っている可能性が出てきたことになります。新世界ザルの一種、マーモセット(写真)の網膜を特殊な方法で培養して、ウサギなどで発見されているものと形や特徴のにていて、ものの動きをとらえる視神経細胞があることを発見しました。
この研究チームでは、保存方法がなかった網膜の短期保存にも成功していて、「実現できていない網膜移植につながる可能性がある」としています。糖尿病で眼が見えなくなっり、小さく生まれてお子さんたちの網膜症にも将来が出てきたかもしれませんね。
新世界ザルという言葉は知らなかったのですが、猿は原猿・新世界、旧世界に分かれるのだそうで、旧世界には、ニホンザルやヒトが含まれるそうです。左右の鼻孔が離れているなどが特徴だそうで「広鼻猿類」ともいわれているとか。写真を見ると納得です。
(すみません写真は許諾が必要なようなので、Yahoo Imageから見てみてください)広鼻猿類のマーモセット(Yahoo Imageから)
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