タバコの害？！

また、National Geographicからの記事ですが、

現在のカリフォルニア州付近で暮らしていたアメリカ先住民「チュマッシュ族」。さまざまな時代の男女の遺骨269体を分析したら、時代が下るにつれて頭蓋骨が小さくなっていたそうです。頭蓋骨萎縮（頭の骨が小さくなってしまう？！）の原因として考えられるのが、日常的に使用されていたタールでした。チュマッシュ族は狩猟生活のため、天然のタールを集めて、カヌーの接着剤、骨折用のギプス、飲み水を貯めるバスケットの防水加工、チューインガムなど、日常生活で広く利用していたらしい。「チュマッシュ族の健康状態が徐々に悪化したことから、原因は現代のタバコや大気汚染物質などと同じように、彼らが日常的に接していた発がん物質にあったはずだ」とショルツ氏は言っているそうです。タールに含まれる毒性は、化石燃料の燃焼に伴う煙やタバコの煙に含まれるほか、道路舗装など現代生活にもなじみのある化学物質で、呼吸や経口摂取、皮膚から人体に入ると、ときに臓器や組織そして胎児にも影響します。癌などの重大な疾患にPAHが関与しているとも言われています。（この研究結果は「Environmental Health Perspectives」誌で5月19日に掲載されている。）

タバコは体に良くありません。そりゃそうですね。お母さんが吸っていると、胎児（おなかの中の赤ちゃん）にも影響します。お母さんの周りの人もやめてもらいましょうね。子どもの喘息や気道が弱いお子さんはタバコの影響をもろに受けます。それと、タバコの誤飲、まちがって食べちゃったり。やっぱりいいとこなしですね。

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