なんだか、胸がきゅっとする帰り道でした。


皮膚科で
「医療証、切れてますね。高校生になられたので終了なんです」
と言われて、はっとしました。


ついこの前まで、可愛い可愛いベイビーだと思っていたのに、
制度のほうが先に「もう子どもじゃありませんよ」と教えてくれるなんて。


あぁ、そうなんだ。
もう守られる側の年齢を、ひとつ卒業したんだなぁと。


息子と並んで歩きながら、
少し寂しくて、でもどこか誇らしいような気持ちになりました。


思い返せば、乳歯が抜けたときも、こんな気持ちだったな。
成長はうれしいのに、なぜか胸がきゅっとする。


きっとこれは、
「手が離れていく寂しさ」と
「ちゃんと育っている嬉しさ」が
同時にやってくるからなんでしょうね。


ベイビーじゃなくなっていくたびに、
母は少しだけ、静かに寂しくなる。


でもそれは、
ちゃんとここまで育ててきた証なのかもしれません。