まず、僕の住んでる県について言えば、元々5つの国で構成されてて、しかも5つの国と言っても一国一城の主みたいなのはうちの島にいたのみでそれすら隣の国の家老に過ぎないからね。

僕の住む島は一応一国に数えられてたけど阿波の植民地に過ぎないし、他に但馬・丹波・摂津・播磨(丹波・摂津はそれぞれ一部は京都や大阪で有ったりもする)やけど、どの国も大藩から小藩まで様々やけど、一つとして一国一城ってのはなかったからね。

他所の方から見て有名なのは赤穂や姫路・明石って辺りやろうけど、いずれも播磨の一部に過ぎないからね。

城下町なんて掃いて捨てるほどあるし、城さえ構えられない小藩もたくさんあったんやわ。

だから、何かにつけうちの県はまとまりがないように見られがちやし、それはあながち間違いではない。

日本海に接する但馬から太平洋に面する淡路まで気候も風土も全く異なるからね。

言葉もそう。

最近はテレビなんかの影響でかなり均質化したけど、僕が子供のころは但馬と淡路では年寄りレベルなら込み入った話は伝わらないと言われてた。


僕はといえば、淡路生まれで浪人時代は神戸、大学時代は河内(大阪南東部)で言葉については影響されやすいたちやからその辺りのミックスに長期の出張先(主に高知)であったり関東出身の彼女の影響もあったりで、かなりわけの判らん言葉遣いになってるかもしれない。

地元の好きな方言は…今はほんまの淡路弁(それとて村が違えば微妙に違ってた)を話す人は絶滅したから、よく判らない。

他所で雰囲気のいい方言はいくつかあっていずれも出張先やけど、いくつか挙げれば、宍粟市のそれも旧千種町辺りの言葉、高知の本山町・大豊町・土佐町辺りの言葉。いずれも柔らかい雰囲気の言葉やわ。

僕自身は小さな島やから海からそれほど離れてるわけじゃないけど、やはり山に近いとこで生まれ育ったから、そういうのが馴染むのかもしれない。



地元の好きな方言

 

 

 

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 これも徳島の内陸部で出張の際によく買った大好きなやつ。ご飯もアルコールも果てしなく進む。

 

 日本酒とみまからのおにぎりの組合せは危険すぎる。