でも桜色の唇に
最近、
高校の時に好きだった
あの子のことをよく考えている
意識的にというわけではなく
気づいたら考えているという感じ
色が白くて綺麗な瞳の
整った顔立ちをしていたあの子
好きだった
自分には不相応だと決め付けて
何もできなかった
あの子
今何をしているんだろう?
あの時にああしていればとか
こうしていればとか
今になって後悔している
やり直したいなぁ
そればっかり考えてるな
前向きではない
よろしくない
今、僕には他の好きな人がいる
けれど、あの子のことも未だに好きでいるように思う
きっと初恋だった
初恋の人
特別な存在
あの子のことは
忘れないんだろうな
同窓会とか
行ってみようかな
そしたら会えるかもしれない
当時の気持ちを伝えることができたら
それはすごくよいことだと思う
高校の時に好きだった
あの子のことをよく考えている
意識的にというわけではなく
気づいたら考えているという感じ
色が白くて綺麗な瞳の
整った顔立ちをしていたあの子
好きだった
自分には不相応だと決め付けて
何もできなかった
あの子
今何をしているんだろう?
あの時にああしていればとか
こうしていればとか
今になって後悔している
やり直したいなぁ
そればっかり考えてるな
前向きではない
よろしくない
今、僕には他の好きな人がいる
けれど、あの子のことも未だに好きでいるように思う
きっと初恋だった
初恋の人
特別な存在
あの子のことは
忘れないんだろうな
同窓会とか
行ってみようかな
そしたら会えるかもしれない
当時の気持ちを伝えることができたら
それはすごくよいことだと思う
車内にて
隣に座ったスーツを着た
きっとサラリーマン
座った途端に安っぽいバッグから
ハンバーガーを取出し
食べ始める
左手にハンバーガー
右手には携帯電話
食べながら携帯電話を
カチカチと弄ぶ
ぬちゃぬちゃと
食べ方も汚くて
その姿がなんだか
猿のように野蛮なものに思えて
すごくけがらわしく思えた
不快な気持ちながらも
目的地までまだしばらくあるし
耐え座っていたら
ハンバーガーを食べ終えたところで
雑誌を読み始めた
そこでこの人
本当に汚い人なんだなと思った
ページをめくりながら
先程まで食べていたハンバーガーの
食べかすやらなにやらがついた指を
ぺろぺろと何度もなめ回していた
ページをめくりながら
何度も何度も繰り返していた
意識的に見ていたわけではないのだけれど
やはり一度意識してしまうと
視界に入っているわけだから
目が追ってしまう
汚い汚い
気持ち悪い
汚れているなら
ティッシュやらタオルやらで
拭うのが普通だろう
指をぬちゃぬちゃと
なめ回すのは
人前でやる行為ではないように思う
いい歳して何やってんだか
こういう行儀が悪いというか
みにくい大人にはなりたくないなと
心底思った次第だ
きっとサラリーマン
座った途端に安っぽいバッグから
ハンバーガーを取出し
食べ始める
左手にハンバーガー
右手には携帯電話
食べながら携帯電話を
カチカチと弄ぶ
ぬちゃぬちゃと
食べ方も汚くて
その姿がなんだか
猿のように野蛮なものに思えて
すごくけがらわしく思えた
不快な気持ちながらも
目的地までまだしばらくあるし
耐え座っていたら
ハンバーガーを食べ終えたところで
雑誌を読み始めた
そこでこの人
本当に汚い人なんだなと思った
ページをめくりながら
先程まで食べていたハンバーガーの
食べかすやらなにやらがついた指を
ぺろぺろと何度もなめ回していた
ページをめくりながら
何度も何度も繰り返していた
意識的に見ていたわけではないのだけれど
やはり一度意識してしまうと
視界に入っているわけだから
目が追ってしまう
汚い汚い
気持ち悪い
汚れているなら
ティッシュやらタオルやらで
拭うのが普通だろう
指をぬちゃぬちゃと
なめ回すのは
人前でやる行為ではないように思う
いい歳して何やってんだか
こういう行儀が悪いというか
みにくい大人にはなりたくないなと
心底思った次第だ