507粒目 「矢口真里さん、這い上がれないなんて言ってる内は無理ですよ?」 | 砂のブログ

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「線は無数の点から成り、…」で始まるボルヘスの
“砂の本”の様に、始まりも無ければ終りも無い
日々の営みの中で感じたことや思いついたことなどを
つらつらと綴っていこうかなと、ね。

サイトニュースを
見ていたら

某TV番組で

(例の一件後)
中々、
這い上がれない

というコメントを
矢口真里さんが述べた
ということらしく

なるほど、
やはり不倫が悪いこと
などとは微塵も
思ってないんだろうな

と。


あ~あ、
ミスったなあ

てのはあっても
したことへの
後悔や反省などはしていない
というより
悪いとも思わないから
できるはずもなく

それが分からないから
這い上がれないんだ
ということも解らない


悲しいね。




例のCMへの
賛否両論の声

“賛”の方は

不倫に対し
肯定的という
已然に

同じ目に
遭ったことが無い
ゆえの気軽さ気楽さか
恋愛やセックスを
娯楽としか考えない
ゆえの無責任さか

どうにも希薄軽薄
スッカラカンで
説得力も無く
同じ穴の狢共の声にしか
聞こえないんだよね。


それに、

おそらく
日清は最初から
クレームによる放送中止も
“込み”で話題になればいい
というスタンス
でしょうから


以前から
述べてますが

ある分野の
業界トップが
誠意誠実を欠けば
上に倣えと下も軒並みにで

結果その業界全体が
衰退していくのは
当たり前のこと

だから、
偽装や混入が横行する
昨今の食品業界の
情けない姿があるわけでさ

バカな企業が
バカをタレントを使って
バカなCMを作り
それが策だと知らずに
バカが突っ込み
バカが助けて
バカ達を儲けさせる

“バカ連鎖”の完成です。




その某番組では
ネット社会における
クレームのつけやすさ
についても
言及していたそうで


誹謗中傷や
嫌がらせは別として

弱者や受け手からの

故ある
批判や反論
抗議や不満
などというものは

それこそ
通信手段の無い
大昔から
あるにはあったけど

見ぬふり聞こえぬふりを
決め込まれスルーされ
フタを閉じられ
封じ込められてきたわけでさ


火の無い所に、
って言うじゃない?

火ってのは
クレームの真偽だけじゃあなく
人間性の問題もあってさ


こんな事を言うのは
あれだけど、

犯罪において
加害者と被害者と
勿論悪いのは
加害者だけどさ

全てが不条理の果て
のことではなく

被害者になるには
なったなりの理由や原因も
あるわけで

油断、散漫、慢心、不注意、
無知、傲慢、強欲、怠惰、等々

それがなければ
そうならなかったかなあ
という“if”が
あったりするもんでさ

今のとこ
クレームをつけられた芸能人を
ザッと見渡すと

全くの善人なんてのは
人となりに問題の無さそうな
やつなんてのは

自分には居ない様に思え、

そういうことだよね。




それにさ、

裏を返せば
無責任な
擁護や許容も
氾濫しやすくなっていて

それらを巧く活用し
クレームを逆手にとり
利を得る


炎上商法なんて
その典型でしょう?

姑息な奴らなんて
いっぱいいるわけで

そんな輩を身内から
キッチリ
ハッキリ糾弾せずに
己の為にも誤魔化そうと
なあなあの庇いあい
助けあいをしている内は

追跡追撃の手を
緩める必要などなく

彼らはとことん
追い詰められるべきだ

と、ね。




そもそも、
良くないこと
悪いことをしたから
色々と言われ叩かれてるのに
それをクレームだなんて
問題外でさ

ふざけんなよ、
って話です。