468粒目 「無言の暴力」 | 砂のブログ

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「線は無数の点から成り、…」で始まるボルヘスの
“砂の本”の様に、始まりも無ければ終りも無い
日々の営みの中で感じたことや思いついたことなどを
つらつらと綴っていこうかなと、ね。

言いたい事が
あるのに

相手と
ギクシャクしない為に

相手の
為を思って

言えない
言えなかった
言わない
言わなかった

ことは
ありますか?




相手との
関係性を保つ為に?

相手を
傷付けたくないから?

それは一見、
心が広く
寛容で
思い遣りの様
ですが

ホントに、
相手に対する
優しさや配慮オンリー?

関係性が
崩れることで
自身に何らかの
利害が発生したりは?

相手が傷付くことで
自分が悪者になってしまう
からでは?

嫌な話をしたくないだけ
という逃避では?


言ってしまえば、

相手との
関係性が悪化しそうな
言いたい事が生じた時点で
関係性が良好とは言えないでしょう?


例えば、
善くないこと
治した方が良いこと
などを
言わないということは

その相手は

ずっと、
そのままかも知れませんし
ということは
今後も、
様々な人から
そう思われ続けるわけでしょう?

それって、

寛容?
優しさ?
思い遣り?

逆に、

残酷で
冷酷な

こと
だと思わない?


後に
相手に知れた際には
もはや、
手遅れ
修復不能
なわけでさ

おそらく、
言った場合よりも
相手を傷付けることに
なるわけで

ホンとに、
相手の為を思うなら
自身が
相手が
傷付いたとしても

言うべきだし
言えるはず

なんだよね。




まぁ、



言ったが
故に

逆上され
暴力を奮われたり
殺されたり
してしまっては
それこそ利に合わない
けれどもさ


そんな輩と
関係性を持たない為に
健全な人間関係を
形成する為に

言いたい事を
言い合える
そんな相手を探すことも
大切ですが

言いたい事を
上手く伝えられる様になる
ことも

大事だと思います。