341粒目 「初森べマーズ」 | 砂のブログ

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「線は無数の点から成り、…」で始まるボルヘスの
“砂の本”の様に、始まりも無ければ終りも無い
日々の営みの中で感じたことや思いついたことなどを
つらつらと綴っていこうかなと、ね。

乃木坂46メンバー総出演ドラマ

「初森べマーズ」

が、今のところ…
かなり残念な出来。




メインキャストが
“十福神”なのは
まぁ、当然として

白石さんを
ライバル側にすることで
松村さんを
十福神と同じ扱いに
する辺りや

メインのメイン
主役が
西野さんというのが
何だかなぁ?と。

…その内、
書きますが

自分は人を
見る目
見抜く目に
自信が有り
自他ともに
認めるところで

信用出来ない人
何かやらかす人って
分かるんだよね…


全体的な
感想として

演技の経験もスキルも
低い彼女らに
普通の演技を要求してしまったことで

素人感
チープ感が
物凄くて

ちょっとした
コメディ要素でさえ
だだスベり感が
酷くなる始末でさ

学芸会や
学校の演劇部などは
無心に
一生懸命なとこを

観客側が
分かっているから
温かい目で
真剣に
観ることが
できるのですが

茶番を見せられても
悲しくなるだけ
です。


“マジすか”や
“ゾンビ”が

そこそこ観れたのは

“非日常”の中の
“等身大”な彼女らを

描いたからこそだったのに…

ホント、残念。


非日常的な役どころの

白石さん(キレイ)
松村さん(ユウウツ)
真夏さん(ハーバード)
などは
スルッと観れるので

他のメンバーの役どころと
比べると
このドラマのダメなところが
見えてきます。




監督の
鈴村展弘さんは
平成ライダーシリーズ
戦隊シリーズ
実写版セーラームーン
などに関わった
所謂、
特撮物監督で

「少林サッカー」に代表される
非現実的スポーツアクションの様な
試合展開の為に招聘されたのでしょうが

ああいうのは、
アクションや武術は無論
スタッフとして
役者として
一流どころを集めて
はじめて面白いものが
作れるわけで

日本の
技術も金も無い
中途半端エンターテインメント
では

柴咲コウ主演
映画「少林少女」の様な
アクションを
カンフーを
ラクロスを
バカにしているのか?

と、なるのが落ちでさ

中途半端は
誰も得をしない
どころか
関わった人間全てを不幸に
するんだよね…


それが例え、
アイドルの
プロモーション
宣伝用の作品だとしても

ガチで
マジで
やってダメなら
つまりダメもとなら
ともかくさ、

ダメなものを
敢えて
生産することに
何の
意味も
意義も無い

そうでしょう?


只、

“マジすか”や

劇場版「まどマギ」の
CMで
乃木坂の
白石生田松村さんが
素晴らしいアクションシーンを
魅せてくれましたが

彼女らは
演技をはじめ
表現力が
未熟とはいえ
沢山の人を
惹き付ける魅力は
有るわけで

人気商売に
メンバー格差が
あるのは当たり前ですが

せめて、
彼女らの魅力を
生かしきれる
優秀なスタッフを
集められないもんかねぇ…




まどマギCMを観たとき
乃木坂メンバーの
ビジュアルや
アイドル故の
刹那的な魅力は
漫画やアニメの
ヒロイン達に
通じるところがあると
思ったもので

自分なら、

「エンジェル ウォーズ」
“Sucker Punch”2011(米)

の様な作品や

…この映画自体
美少女や
萌系少女が
活躍する
日本の漫画やアニメの
影響を受けている様な作品ですが

アニメ「Angel Beats!」の
実写化アナザーストーリー版を

考えるけどね。