バファバファとは異文化体験シミュレーション

ゲームの一つです。

ルールを簡単に説明します。



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参加者はそれぞれ、ある架空の国の国民となり、
指定されたその国の文化、習慣、行動様式をそ
の通りに行います。


その後、各国から別の国に調査団を数回派遣し、
自分の国にその報告を行い、文化の違いについ
て話し合いをします。
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この中で、例えば、調査団を数回派遣する時に


  派遣回数 人数

  1回目  一人
  2回目  二人
  3回目  三人
  4回目  四人
 
※ 一度派遣された人は二度行けない


のような手順を決めるとします。


さて、このゲームですが、1回目に派遣された
人は、以降の派遣員と比べると相当のショック
を受けて帰国します。場合によっては、一生忘

れられないトラウマとなります。
最初の一人の派遣員は、調査報告をするとき

に少々ショックを隠しきれずに、とりあえず報告
だけをなんとか済まします。そして、次の二人の

派遣員は少し警戒して、相手の規則的な行動
様式を学ぼうとします。
こうして、全派遣を通じて、相手国の文化やら
習慣を学び、最後にどのような国であったかを
その派遣当時の感想も含めながら意見交換を

して、ゲーム終了です。


これは体験ゲームです。
一人目の派遣員には苦い思い出となるかもし
れませんが、異文化の国民に接するとはどうい
うことかを学ぶのに使われるゲームです。また、

企業の採用試験にも使われているそうです。


しかし、このゲームはゲームでしかなく、実際
に自分が異文化の国へ一人で仕事に向かうと

きに受けるカルチャーショックに比べれば軽い

ものです。


そして、このゲームを体験した人が、実際にあ
る国へ一人で向かおうとするときに起こす行動
は何でしょうか。


それは、行ってから受けるであろうカルチャー
ショックを少しでも軽減するために、事前に相
手国の情報を可能な限り集めることです。


ちなみに、派遣する人数を


  派遣回数 人数

  1回目  四人
  2回目  三人
  3回目  二人
  4回目  一人


のようにした場合はどのようになるかといますと。

まだまだ証明されていない推測の域ですが、最初

の4人の派遣員の調査報告が比較的に猜疑心や

敵対心を含むような傾向になりがちです。