3月30日に行われた市民公開講座において、
「なるほど!」と感心したお話です。
講師は、長崎から来られた先生で、
「長崎方式」と名付けられていました。
それは「大腸がん」をチェックする「便潜血検査」での、
便の採取のやり方です。
人間ドックでは、定番の検査ですが、
便の採取が非常に難しいと検査の度に思っていました。
そう思われている人は、たくさんいらっしゃると思います。
便器の中に指定の紙を敷き、その上にする訳ですが、
これって俊敏な動きが必要で、
便が水に浸ってしまうというトラブルに遭う可能性が大です。
がんは高齢者に多い病気と言いながら、
この検査は実にアンマッチの気がしていました。
そこで「長崎方式」は、
刺身などが入っている「フネ」(発砲スチロールのトレイ)を便器の中に置き、
その上に指定の紙を敷き、その上にするというもの。
誤ってフネに付いても、残ったトイレの水で洗えば、
リサイクルゴミとして出せる。
講師は自画自賛されていました。
人間ドックの説明に、これがあれば簡単に採取ができることは間違いありません。
そうすることにより、大腸がんの検査の精度が上がる気がします。

今日のバイタル(6:00) 体重:83.2 血圧:上134-下71 脈拍:55 体温36.2 でした。

 

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