毎週日曜日は、母親が入所している特別養護老人ホームに行きます。
時間もほぼ決まっていて、お昼過ぎに行くようにしています。
場所は、家から車で20分位のところにあります。
母親は足を骨折して車いす生活をしなければならなくなり、
入所をお願いすることになりました。
平成20年のことです。
当時は、会話も正常に出来ていましたが、ある年の年始よりインフルエンザが流行し、
3か月近く全ての家族が面会できなくなった時期がありました。
面会ができるようになって、ホームに行ってみると、
アルツハイマーではないかと思えるくらい物忘れがひどくなり、合わせてあまり喋らなくなりました。
今では、私の顔すら分からなくなりました。
面会ができなくなる前までは、毎日、顔を見にホームに行っていました。
しかし、ホームから週に一度くらいの間隔で面会をお願いしたいとの申し出があり、
それに従い、毎週日曜日に面会するようにしました。
今年に入り、私自身の胃がんが発覚してから、
車いすに座っている母親に、
「折角、元気で丈夫に育ててもらったのに、がんになってしまい、ごめんなさい。」
と、心の中で謝るようになりました。
半年ぶりにスポーツクラブへ行きました。
見覚えのあるスタッフ、会員の方が多くいらっしゃいました。
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