大坂なおみ選手が、全豪オープンテニスで優勝しました。
そして、世界ランキング1位、素晴らしい快挙です。
本当におめでとうございます。

このニュースに合わせて、「二重国籍の大坂なおみが日本登録で出場する理由とは」という記事を目にしました。

それは、大坂選手が活躍する都度、私も疑問に思っていたことでしたので、興味を持ちました。

日本テニス協会の女子代表コーチだった吉川真司氏が、無名で目立った成績を残していない大坂選手をできるだけ支援し続けたことに対し、大坂の父フランソワさんは、無名の時から娘を支援し続けた日本の恩義を尊重し、いまでも大坂は日本で登録し続けているとのことでした。

スケールは小さいですが、これと同じような話をある高校野球の監督から実際に聞いたことがあります。
その高校は、当時、野球部創部10年間で3度甲子園に出場した実績を持っていました。
その野球部の練習試合のスケジュール表を見ていて疑問を持ちました。
よく名前を聞く強豪校に交じって、他県ではあるが無名の高校の名前も多く交じっていたのです。
そこで監督に、無名な高校のチームと練習試合をする理由を尋ねてみたところ答えは、
「今でこそ、対戦相手の申し込みはたくさんありますが、創部当時は、練習試合を申し込んでも相手にしてもらえませんでした。

ここに書いてあるチームは、その当時快く練習試合をしてくれた学校です。

どんなに強くなってもその時のことを忘れずにいたいと思っています。」とのことでした。
その学校は、今でも、甲子園常連の強豪校となっています。

 

苦しい時にお世話になったことは、決して忘れてはいけない。

大切なことだと思います。

 

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