その肥料の撒き方で大丈夫??? | 丸山流 農業ビジネスマインド
こんばんは。

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先日はお祝いのコメントありがとうございました。

とっても嬉しいです。

これからもブログの更新していきますね。


という事で、今日あった出来事をお話します。


畑には定年を迎えて

土いじりが趣味であろう夫婦。


曇り空の下夫婦仲良く?レタスの定植作業中。


畑の面積は家庭菜園クラス。


うん。

こんな老後も悪くないな。


と考えていると


手際よく畑に穴を掘り進めていく。


旦那さんは、奥さんに

「手があいてるなら、水でもやってくれないか?」

「そんな水やりじゃ晴天だったら葉が焼けてしまうぞ」


色々言われても黙って従う奥さんは

田舎ではよく見る。


穴を掘り終え、

いざ定植となる時に衝撃の光景を目の当たりにする。


穴の中に、

まず

「野菜の肥料」

と書かれた肥料を一掴み入れる。


そして次に、

なぜかニワトリのエサを一掴み。

(この時ニワトリのエサを取ってくれという会話があった)


最後に

HB-101の顆粒タイプ

を一掴み。


そしてその穴に躊躇なく苗を定植。


「おぉ。豪快。

 ある意味大胆」


そしてこちらにいた丸山に一言。



野菜作りは初めてなんですわ!!!

はっはっハッHa!!!


はっ?????


まじか。

上手く笑えたか丸山?

スグに顔に出るからなぁ。




って、軽トラには野菜作りの雑誌がたくさんあるじゃないか!!!


肥料は穴にたくさん入れましょう!!!

なんて書いてありましたか?


と思ったんですが

自分たちが食べる野菜。


好きなように作ったらいいんです。


それが楽しいんですから♪


と言う出来事がありました。



実際その肥料がどういう物か詳しくわからないので

憶測で話をするのも良くないのですが

なかには根に肥料が触れても大丈夫なタイプの物もあります。



肥料には水で溶けるタイプや

微生物が分解するタイプ。



基肥に適しているのか

追肥に向くタイプなのか色々なものがあります。



いれていたものはおそらく水で溶けるタイプで

肥料やけを起こすのではないかと思われます。



土壌中の濃度が上がれば

浸透圧で水を吸えなくなる。



人間で言えば、

朝から晩まで塩分たっぷり油料理を食べている感覚です。


それで正常にいることは難しいですからね。


ザックリですがこういうことが起きて

生育不良となります。



なので、肥料を使う時は


「どういうタイプの物」


なのかを理解して使用しましょう。



定植の時には


植えた後に水やり→×

植える前に水やり→○


が良いです。


どういうことかと言うと

バケツとかを用意してもらってそこに水を張り

ポットごとドブ漬けします。


しっかり水を吸わせたのち

定植と言う流れが良いですね。


定植後の水やりは必要ないし

活着率も前者よりは良いです。


簡単に言うと、

新しい環境にすぐ適応させることが出来るって事。


もしあなたが新しい環境に行くときに不安だらけです。

出来るだけ居心地がいい方がいいと考えるはず。


定植などの作業は野菜に負担がかかります。


そこで失敗すると収穫にすらこぎ着けない。



見た目は簡単な作業なんですが

意外と奥が深いし大事な作業。



野菜作りは初めてでも

野菜が環境に適応しやすくするにはどうすればいいか


など考えながらやるのも野菜作りの楽しさじゃないかな。


なんて思いました。


農作物には作った人の性格が出ますからね。


という事で定植時には参考にしていただけると嬉しいです。

じゃね♪