田代島から8時30分に石巻の船着場に定刻通り到着し
民宿海浜館のおばあちゃんが娘さんが車で港に迎えにいらしてて
「どうする??」と心配してくれましたが、港にタクシーがいたので
「タクシーで女川に行きます。どうもありがとうございました」と
挨拶してタクシーに乗り込みました…
目的地は隣町の南三陸女川温泉・華夕美
ここのHPがすごく魅力的に感じたのと女子一人旅プランがあって
最初、何度も行ってる松島でなく女川に泊まろうかと考えてました
当日の朝6時に華夕美に電話して日帰りでお部屋貸ししてないか
問い合わせたら、日帰り入浴とランチしかやってないと断られたけど
大きい旅館だし、もしかしたら…と思い、とりあえず向かうことに
船着場から海沿いの日和大橋を渡って398号線で一直線、
車中で写真撮り損ねたけど大震災後に見た景色と似てる…
この写真の彼方に写っているのはたぶん日和大橋だと思う…
大震災2ヶ月後は壊滅的状態だったけど4年で見事に復旧してた!!
グランクラスやビジネスクラスには平気で乗るくせに
車持ちはどうしてもタクシーを使うことにビビってしまう…
土地勘がないところでは距離感が判らず目的地まで遠く感じて
メーターがあがるごとに心臓がバクバクして青ざめてくる
約25分=3,460円
ここで後悔その①…やっぱ民宿のおばあちゃんに石巻駅まで
送ってもらってJR石巻線を利用すればよかったかも
早々と9時には華夕美に着いたけど
やっぱりお部屋貸しはNGでお風呂も12時からだと…
まだ3時間もあるよーーーー
後悔その②…田代島に留まっていたほうがよかったかも
結構大きなホテルだけど活用してるのは39室らしい…
でも東北でこのどぎついピンクの外観は頂けない
お、ここにも白黒の猫ちゃんが!!!!
天気がよければ万石浦の景色も綺麗なんだろうけど…
とりあえず館内に入って待たせてもらうことに…
ロビーでタバコも吸えるし新聞や本も読めるけど…
時間がありすぎるので荷物をロビーに置いて、傘を借りて
最寄の浦宿駅までどれくらい距離があるか歩いてみます
身軽だと20分弱で着いたけど
スーツケース転がしながらだと歩道が狭いし厳しいな…
今現在、JR石巻線は女川が壊滅状態でいまだ全線開通しておらず
プラットホームの看板も右側は白いシールで目隠しされています
でも、ここから先はこの2日後、
2015年3月21日についに全線開通します!!!
華夕美に戻って、やっと温泉に入ります
この日は5階が女風呂、ロビーのある3階が男風呂
3階のほうが新しくて綺麗で広いみたいだけど見れず
5階の大浴場入口のドアとか品がなく古臭い…
脱衣場は中廊下を挟んで二箇所あり、やっぱ古臭い???
なるほどなるほど…昔はここが男女の大浴場で
3階に新設したから真ん中の壁をぶち抜いて一つにしたんだな…
特に特徴がある温泉ではありませんでした
洗い場も同じ仕様で浴槽を挟んで右と左にあり
右側の洗い場から露天風呂に出られます
ふむふむ…
景色がいいけど、ピンクのプラスチックの風呂椅子は…
カルシウム・ナトリウム-塩化物泉の低張性アルカリ性低温泉で
湯量不足のため加水
低温泉のため加熱
さらに循環の塩素使用
後悔その③…タクシー使って3時間待った価値ナシ
ま、天気悪いのはホテルのせいじゃないし
冷たくなった身体が温泉でホッコリ暖まったし
日帰り入浴=500円
風呂前の下見の際に華夕美のすぐ近くのバス停に
13時08分に浦宿駅方面の町内無料バスが来るとのことで
3時間待ったのに早々に風呂からあがってバスを待ってました…
が、、よくよく見ると3月23日からのダイヤ
13時23時の電車を乗り過ごすと次は15時02分までない
どうしようーーーー!!!と思った時に丁度タクシーが通った!!!!!
轢かれるかと思うくらいに道路に飛び出してタクシーを止める
約3分=670円(ワンメーター)
今はこの浦宿駅が始発駅となるので既に電車が入ってます
ここでJRの若いあんちゃん2人としばし鉄道話
私「イラスト列車でなくて残念~」
「この電車のほうがこの5月で廃車になる希少な車種なんですよ」
「冷房車は只見線に譲渡され、扇風機車は東南アジアへ」
運転席がオープンな昔の電車
お、ここにも北陸新幹線のポスターが!!!!
扇風機だね~
女川では海のすぐそばを走ります
うわぁ~線路、ほぼ海の中じゃん!!!!!
これは津波の時、線路もろとも流されていったでしょう…
華夕美の前を通過~~~
陸前稲井って駅前の山が崩れてる~~
13時48分石巻到着!!!!=240円
一服一服