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世界における、茶の呼び方は、大きく分けて２種類あります。
片方は、「Ch」で始まる「Cha（チャ）」です。
もう片方は、「T」で始まる「Tea（ティー）」や「Te（テ）」です。
これは、茶の発祥地である中国が、地域によって発音が異なっていたことが原因です。
広東語では茶を「チャ」と発音して、福建語では「ティー」や「テ」と発音していたため、どちらの地域から伝わったかによって、茶の呼び方が変わりました。
広東語の地域からは、日本や西アジアに伝わりました。
そのため、日本では「茶（チャ）」となり、モンゴルでは「ツァイ」となり、インドでは「チャイ」となりました。
福建語の地域からは、ヨーロッパに伝わりました。
そのため、イギリスでは「ティー」となり、フランスでは「テ」となりました。
ただし、謎ですが、ヨーロッパの中で、ポルトガルだけが、広東語の「チャ」となりました。