タイヤをダンロップのロードスポーツに換えてから、フロントの切れ込みに悩んでいました。
バイクライディングの原則で、ハンドルには力を加えずに操舵力は
バイクに任せ、ライダーはバンク角や姿勢でコントロールすると
言われていますが、
このタイヤに換えてから、切れ込みがすごく気になってしまい、
ハンドルを抑え込んだり、おかしな乗車位置になったりしていました。
どうにも我慢がならず、サスのセッティングでも変えてみるかと思っていましたが、ネットで「切れ込み」について検索すると、一番の原因は
「タイヤの空気圧不足である事が多い」と書かれています。
タイヤ装着時に、ショップに標準圧で充填してある事を確認は
していたのですが、自分では圧力は確認していませんでした。
ネットの言う事を聞いてみるか~
今から20年以上前、レーシングカートをやっていたころに使っていた
エアー圧力ゲージ。
少々前に配管のビニールチューブが破れ、適当なチューブを購入し
直して使っていましたが、校正など当然やる訳もなく、正しいのやら
間違っているのやら、タイヤの空気圧の調整に意味がない状態。
( ノД`)
コンプレッサーを回し、減圧弁設定を4kg/cm2に合わせ、圧が上昇する
までの間に、タイヤのエアー圧を測ります。
フロント: 1.6kg !!
リヤ : 2.0kg !!
低い!!!
コンプレッサーからホースを引き、エアー充填。
4kgで入れてエアー圧を測っても1.8kg!
このエアーゲージはダメなのかな・・・(-_-;)
ガスも警告灯点灯ギリギリなので、ガソリンスタンドでガス補給ついでに、エアーを調整します。
タイヤ圧は、ダンロップのHPにあった圧力、フロント:250kPa
リヤ:280kPa ですが、フロントタイヤのエアーバルブが直角なので
ガススタンドのエアーチャックで入れられたのですが、
リヤはストレートなので、エアーチャックが合わず充填できません。
まあ今日はフロントの切れ込み確認のためだから、フロントの圧を
まず調整しましょう。
でも、ガススタンドなどの施設って、バイクの事は無視ですよねぇ
本当に腹立たしい。
フロント:250kPa に調整。
(kgに慣れているジジイにとって、Paはなんか馴染めないんだよね)
乗って、チョイコーナーの多いコースに行くと、
「オッ、いいじゃん 」!! 思わずメットの中で声が漏れる。
以前履いていたグリップの落ちたパイロットロードに戻った操舵感。
しかもタイヤは新しいので、グリップ感は抜群!
な~んだ、単にエアーが足りなかっただけかぁ。
自宅に帰りつき、当てにならないエアーゲージで測ってみると、
ちゃんと 2.5kg あります。
リヤは少なめだったので、2.8kgに合わせて調整完了。
エアーゲージは大丈夫で、コンプレッサー側の圧力計がダメだった
みたい。(;^_^A
これで切れ込みは解決したので、春ツーはこの状態で行こうと
思います。
春ツー ももいちさんの情報がありませんが、立ち直っているので
しょうか・・・
おしまい