処置室に入り、指に洗濯バサミみたいな器具と、胸に3か所の心電図のようなものと、そして、足を乗せる台に両足を乗せて、処置中に動かないようにと、両足を2か所ずつ、だっこひものようなもので固定される。


そして、先生登場!!

まず、エコーで卵胞を確認。正直、モニターをみる余裕はなく、

むしろ超音波のあの器具が入ってきて、子宮を圧迫されて激痛が……!!

そのあと、「では麻酔をしますね~」と、歯医者さんのような麻酔です。って言われてドキドキしていたら、

膣部分の注射、痛い!!!!


思わず、「いたたたたっつ!」って声が出てしまう。想像と全然違う痛さだ。ちくっと程度ではなく、本当にアイスピック刺された?ような痛みだった。

でも、2回目刺したときは、刺してるのもわからないほど麻酔が効いてた。

ようは最初の1回がとても痛いということがわかった。

1回我慢すればいいのかと思ったら、左右両方打たれた(泣)


その局所麻酔が終わった後、看護師さんが口元に覆う酸素マスクみたいなもとを取り付けてくれたんだけど、

これこそ本物の麻酔。

気持ちいいくらい意識が遠くなって、10秒も覚えてないうちに、落ちてました。



そのあと、突然目が覚めた。

「はっ、寝てた!」ってくらいいきなりしっかり意識が戻ってきた。

そしたらまだ採卵中で、意識がはっきりした途端、めちゃくちゃ腹が痛いこと痛いこと。


「いったたたたt!!!!」


と声を出さずにはいられない。

すると、「麻酔追加します~」と、あの酸素マスクをつけてくれると、また落ちて行った。

ほんと、この麻酔さえしておけばおとなしい私……。


結果、22個の採卵だったのだけど、まさかそんなにあると思わなかったから、採卵も時間がかかったんだと思う。

2度目の覚醒も、まだ処置中でめちゃくちゃ痛いの。

でも、このタイミングが悪くて、あと3つだけだから、やってしまおうと思ったみたいなんだ。

この3個採る間の激痛は、耐えるもなにも、悶絶すぎた。

体制も動かせず、看護師さんも励ましてくれてたんだけど、ああ頑張ろうとは思えなかった。

だって本当に痛すぎるんだもんショック!


それから、最後の一つがなかなか吸い取れなかったみたいな声がして、それをあきらめ終了。

先生が座薬麻酔を押し込んで、すぐ痛みなくなるよ~なんて言われたけど、全然痛みなくならず……。

涙も出ない激痛に悶えながら、「ストレッチャーに移動しますので、少し体を起こしてください」と言われるも、体に力が入らず、なかなか移動できない。

そのあと、部屋まで緊急患者のような状態で運ばれて、さらにベッドへ移動を促される。でも、手足に力が入らないの。

こういう麻酔は効いてるんだね。


そうこうしているうちに、吐き気が。

「み、水って飲んじゃだめですか?」と再度聞くと、「30分は麻酔が効いてるからごめんなさい」と。

もう、本当に痛み止めが打ってあるのかというくらい、耐えて耐えて耐えて……

15分くらいしても、あまりに痛がるので看護師さんが追加で痛み止めの点滴を増やしてくれて、

そのあと急に眠気が来て、5分くらい眠ってた。

それから、10分の1くらい、痛みが治まり始めて……。


でも、通常1、2時間の休憩のところ、3時間くらいたってました。

もう、本当にしんどかった。

私、親不知を抜いた時もそうだったんだけど、痛み止めとか、なんか薬が効きにくい体質なのかも……ヤバい。


出産時は無痛分娩を考えていたのだけど、これはそれすらきかないかもしれないと思ってしまった。

途中、何度も先生も看護師さんも見に来てくれて、気づくと病院は休憩時間。

ここにいても仕方ないし、家に帰って痛み止めを飲んだほうがましかもと、帰宅する旨を伝える。


そこで、先生から採卵結果を教えてもらった。

採卵数22個、変形3個だったので、19個を体外受精9個と顕微採精に10個使ってみましょうということだった。


22個ときいて驚くも、たくさん取れすぎるのもよくないと初めて知る。

さらに私は一度も受精したことがないということから、まだ期待できるとは言えないと先生。でも、やっぱりまだ卵巣が若いということはあるということらしい。

不妊治療、早いわけでないということをまた再度痛感する。

そして旦那さんのも「悪くない」という結果だったけど、顕微は10匹いればいいから、それだけでもいいかな。


次は木曜日に確認しにいくことになりました。

先生に「いつ、もどす感じになるんでしょうか?」と聞くと、15個以上採卵した人はかなりの確率で卵巣が腫れるので、それをみても8月戻せればいいかなという見通しだということでした。


ただ、このときももうそんなに頭働いている状態で聞いていなかったのです。



最後、看護師さんに点滴を外してもらうとき、「今日は痛いことだらけでしたね」なんて言われて、

もう笑うしかない。

本来はもっと麻酔が効いているものらしいけど、麻酔をしてもこの痛さなのかと思ってしまった。

だって、初めてだから。

案の定、検索して採卵体験とか見ると、痛い人もいるけど、

終わった後ご飯食べたとかいう人もいて、

私はそれどころの状態ではなかったので、やっぱり個人差、いや、もしかしたら下手?いやいや…あせる


歩くとズキズキし、寝てもズキズキし、

昨日はとにかく亡き骸のような自分でした。

すっぴんで、鏡をみると、眉間に見たことないしわができていて、

しかもそれが夕方になっても取れなくて……。

おそろしい一日を、経験してしまいました。



さらに恐ろしいのが、卵胞が19個とれてしまったことから、胚凍結の費用が当初の予定よりも15万ほど増えてしまったこと。

たくさんとれたのはよかった、これだけあればどれかはうまくいくんじゃないかって思ってしまう。

けど、本来は5~10個くらいで予算は組まれていたので、5個まで60000円で、それ以上は1個につき12000円ということであり、

まだ、結果はわかっていませんが、胚凍結にかかる費用が246240円と言われて……。

でも、それどころでない私は「そうですか」としか思えず……。

いいのか悪いのか……

でも、全滅かもしれないし。


本当の闘いはこれからです。

私たちは果たして受精することのできる卵子と精子なのか……です。

受精しても、グレードとかあるみたいだし……。


でも、とりあえず採卵終わったし、今日はだいぶ体もいいので、

気分を変えながら過ごすことにします虹


雑誌とかで見てたような、採卵体験とは大きく異なっていた、私の採卵体験でした。