冬の色に包まれると
心の奥から
染み出してくる



ひっそりと
息を潜めている
私の中の悲しみ



それでも
冬が好きなのは



この悲しみは
誰の奥にもあると
気づいているから



春になり
芽吹いた悲しみは



強く強く
天に向かって
伸びていき



木陰をつくる
優しい木となることを
知っているから