生きることに一杯
目一杯 精一杯


一口の杯が
溢れんばかりに

朱くなっても


大丈夫

此処にいるよ


僕の記憶は

消し去りたいものばかり


哀しいことに
幸せな日々を消し去りたい


幸せな日々に
後ろ髪を掴まれて

一本前


それが出来ない



機械みたく

ひとつのボタンだけで

消せたら楽なのに


誰もが持ってる


忘れてたい記憶を


一口の杯に移して

海へ流してしまいたい



この記憶は


記憶喪失の君に届け


せめて 幸せな記憶だけでも

誰かに届け


一人 を 好む人はいても
独り を 好む人はいない



淋しい 寂しい 辛い



助けを待ってる


本当は


ただただ


生きたい


一口の杯には
溢れんばかりの

涙の雫



僕は 独りじゃない


きっと 僕 がいる





大丈夫


此処にいるよ


心にいるよ



まだ見ない 僕の記憶を託した君



愛してるよ