8月20日から電子書籍サービス「ebooksタカラヅカ」が始まりました。

試しに「宝塚おとめ 2024年度版」を購入してみました。

 

キャトルレーヴウェブサイトで、メニューバー右上の「My本棚」に購入した電子書籍が入ります。

画像は美しいのですが・・・これでいいんかい!感が満載です。

 

 

 

あるといいなあ機能

 

これでいいんかい!と思ったのは、ただページを繰る機能しか付いていないことです。拡大はできますが、拡大するとページがフラフラして挙動不審に。

「おとめ」1ページ目からページをくっていくとなると、贔屓が花組でもいやになるし、宙組だったら遠い遠いとあきらめたくなります。

 

Kindleなら

目次からジャンプする。

検索語で飛び飛びに行くことができます。

 

たとえば、Kindle 森下信雄著「宝塚の経営戦略」を例にとってみます。

左端目次をクリックしても、縦書きの目次をクリックしても目的とするページに飛びます。
左の虫眼鏡マークをクリックして検索語を入れて探すことができます。
 
今熱いワード「組替え」で検索すると
 
「ebooksタカラヅカ」さすがに目次と検索はお願いしたいです。
 
森下氏は元星組プロデューサーも務めた方で、間近で見た生徒のお話があり、立ち読みしてしまいたくなります。
つい読んだら「新人公演と組替え」で面白いことが書いてありました。
 

新人公演2番手は

 

森下氏が星組プロデューサーだったとき、長身で美形でぜひスターになって欲しいと目を付けた生徒がいた。ただ、同期の真飛聖さんの陰に隠れて出番が少なく、本人はマイペースで上昇志向が少ない。

そこで、劇団上層部、演出家と相談を重ねて、その生徒を新人公演2番手に抜擢したそうです。

 

膨大なセリフ、初めてのソロ・・・抜擢というと新人公演主演を思いますが、2番手がまずその入り口なんですね。

 

その方は、その後組替え、新公主演、バウ主演を果たされた椿比呂花さん。

 

最近、星組と雪組で新人公演が行われました。

新公2番手を務められた星組 樹澄せいやさん、雪組 紀城ゆりやさん。

 

波線上の配役は目立ちますし、他組のプロデューサー、ファンの目にも留まりそうです。

これからお稽古を重ねてステップアップしていって欲しいです。

 

トップスターの代表作についても興味深いことがありました。

 

礼真琴さん代表作は


また、森下氏は「トップスター時代の代表作」を作ることを考えていた。

稔幸さんは披露目から再演が続いていて、初演の代表作が欲しかった。

 

そこで平安貴族で稀代の色男、在原業平を描いた「花の業平」。

稔さんが高貴で凛々しくて、とても似合われていました。

「花の業平」いつか再演して欲しいです。

 

トップさんに代表作を作ろうというのが、宝塚の愛のあるところだと思います。それは今も変わっていないでしょう。

 

トップスター終盤に差し掛かった礼真琴さん。

礼さん「ロミオとジュリエット」「1789」「RRR」と話題作をされました。

「RRR」は新作ですが、礼さんの代表作と言えるかどうか・・・ビーム(礼真琴)よりラーマ(暁千星)がカッコいい作品でした。

 

次の作品が礼さんの代表作になるのでしょう。期待しています。

 

ランキングに参加しています。

バナーを押していただけたらうれしいです。ハートのバルーン

 

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村