本日(9月3日)、宙組トップスター 芹香斗亜さんの退団記者会見がありました。
写真で見ると、芹香さんの目が泣いた後のように見えたのですが。
パールホワイトのスーツ、前から用意されていたのかなあと思いました。
3作と決めていた
退団を決める際に女性の死が影響したかを問われると、戸惑った表情を浮かべつつ「トップ就任時には大劇場公演3作と決めていたので直接は影響していない」と返した。
神戸新聞NEXTより
「3作と決めていた」という言葉は、壮一帆さんも退団記者会見で言われたと思います。
就任時の契約が3作だったということでしょうか。
大劇場公演3作と言っても、芹香さんは1作目「パガド Sky Fantasy」3公演、2作目ショー「ル・グラン・エスカリエ」です。
芹香さんは93期中卒なので95期高校2年入学の方と年齢は同じです。
まだ若いイメージですがトップスター就任は研17。
トップスター就任が遅かった壮一帆さん(研17就任)、北翔海莉さん(研18就任)は、本公演3作だったので、本当に芹香さんも3作だったのかもしれません。
退団が発表されて、芹香さんで予定されていた作品を観たかった思いが湧き上がってきました。
芹香さんご自身が演じたかったでしょう。
今回は、東京千秋楽8日後の発表でした。千秋楽後は少し身構えていたのですが、もう退団発表はないものと思っていました。
過去には東京千秋楽9日後の方もいらした。
自身で説明を
東京千秋楽9日後に退団発表されたのは、元星組トップスター 安蘭けいさんです。
安蘭さんと芹香さんの共通点は、2番手時代が長かったことでしょうか。
2番手は美味しい役であることは確かなのですが、ファンはトップスターの贔屓を思い切り楽しみたいですよね。
安蘭さんは歌うまで誉れ高い方。退団後も数々のミュージカルでヒロインとして活躍されています。
記者会見で、劇団は極力「退団経緯や現在の思いに関する質問以外はしないよう」求めたそうです。
退団記者会見というのは、トップスターにとって今までの様々な想いが押し寄せてくる場です。
事件に関する質疑応答は本来は別の場所でするべきでした。
芹香さんの場合、退団後にお仕事があるかどうか。
退団後に、事件に関して説明する機会がないと、良くないイメージのままになりそうです。
エンタメに身を置かれるなら、ご遺族に配慮した形でご自身から説明をされてはどうでしょうか。
劇団が契約延長をしなかったと思うのですが、皆様はどうお考えでしょうか?
舞台に立てる喜び
芹香さんに責任を取らせたという形ではないかもしれませんが、やはり本来上演できるはずであった作品がなくなったことは悲しいです。本当の3作目は何だったのか。
「自分自身と向き合うことができましたのも、応援してくれたファンの方のおかげです。こんなにも夢中になれることに出合うことができてとても幸せでした。応援してくださる皆さまに感謝の気持ちを舞台から届けられるよう、まだまだ成長していきたいと思います」
スポニチ アネックスより
「ル・グラン・エスカリエ」では、芹香さんが客席に愛を届けようとされているのが、ひしひしと伝わってきました。
確かに宙組のチケット販売は他組より落ちているのかもしれません。
3作目を退団公演にすることで、宝塚大劇場が売れることになるのかも・・・
また、芹香さんが4月に退団されることで、110期生の組配属はスムーズになるとは思います。
やはり、110期生の親御さんなら宙組が本当に変わったという証が欲しい。
心配でならないと思います。
芹香さんが辞めれば本当に宙組は変わるのでしょうか?
その問いはずっと後になってからわかりますね。
宝塚大劇場で「ル・グラン・エスカリエ」をSS席で観劇したとき、一瞬、芹香さんと目が合ったような気がしました。応援の気持ちで宙組カラーの薄紫色のカーディガンを着ていました。
芹香さんは悲しそうな目をされていました。私の勘違いかも知れず、悲しそうな表情の意味もわかりません。
おそらく退団を決められた芹香さんは、少しは気持ちが楽になられているのではないでしょうか。
これからは舞台に立てる喜びを感じることができるといいですね。
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