8月23日に、2025年星組の別箱が発表されました。
礼真琴さんは日本武道館でのコンサート、極美慎さんはバウ主演です。
今日は極美さんはなぜバウ主演なのか、極美さんの将来像を考えてみたいと思います。
なぜバウなのか
極美さんと同期の聖乃あすかさん、風間柚乃さんが東上公演をする中で、極美さんはなぜバウ主演になったのでしょうか?
考えられるのは……
(1) 極美さんは第二陣
(2) バウ2回は安全策
(3) 演出家・作品の事情
95期で言うと、就任時期が早い第一陣が礼真琴さん、柚香光さん、月城かなとさん。
第二陣を朝美絢さんにして、人気スターを途切れさせないようにしている。
2022年に聖乃さん、風間さんの「1stフォトブック」が発売されたとき、極美さんは発売されませんでした。このときから、時期をずらすことが考えられていたと思います。
では、聖乃さんと風間さんが先行する理由は何か?
バウ2回は安全策
やはり、聖乃さんと風間さんの歌唱力だと思います。
極美さんの歌唱力が低いというよりも、やや発声の丁寧さ、美しく響かせるという注意が少ないような気がしています。
心地よい歌唱はファンを酔わせますが、そうでないと、ときに夢から覚めます。
極美さんは、バウ主演を2回されることになりますが、聖乃さんも2回のバウ主演をされています。
2回バウ主演させてもらえるというのは、組から大切にされているのだと思います。
東上公演のような大きな劇場より、バウならチケットが足りない、人気があるというイメージを保つことができます。
もしかすると、組替え前に、人気がありチケット完売という履歴書作りなのかもしれません。
また今回、作演出 平松結有氏の理由もありそうです。
演出家・作品の事情
「にぎたつの海に月出づ」は、平松結有氏のバウホールデビュー作です。
極美さんの人気を高めてくれそうな、切ない恋の歴史物語。
極美さんは留学生・智積(ちしゃく)、ヒロインはのちに斉明天皇になる寶皇女(たからのひめみこ)でしょう。
推古天皇、寶皇女を想う田村皇子と、2番手ポジションも書き込まれていて面白そうです。
ただ、まだバウの演出をしていない平松氏に、いきなり東上公演の演出は任せられないのでしょう。
風色日向さんバウ主演「MY BLUE HEAVEN」を、ベテランの齋藤吉正氏が演出されることからも、若手演出家が不足していると想像します。
ある程度学年が上がってからのバウ主演というと、美弥るりかさん、愛月ひかるさんのように、後から退団が発表されて餞別だったこともありました。
極美さんは東上前なので、東上へのステップアップのためのバウだと思います。
期待がかかったバウ主演、飛鳥時代の装束の極美さんはさぞ凛々しいでしょう。
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