この週末にお茶会に出席させていただきました。
お茶会があったこと自体はSNSで書いて良いということですが、レポ禁ということで内容を書くことはできません。
ただ、間近で見た贔屓はこの世の者とは思えないほど美しかったです。
今まで感じていた,"お茶会の魅力と謎"と生徒の働き方について書いてみたいと思います。
お茶会の特別感
お茶会の魅力は、遠く離れた舞台の上にいた贔屓が、近くを歩いてくれる、歌ってくれる。
ファンだけに見せてくれる笑顔や、髪型、服装を楽しむことができることだと思います。
若手にとっては人気獲得につながります。
ファンサービスが少な目な方では反対もあるかもしれませんが。シャイと思うか?
また、お話がオフレコで、お茶会だけで聞けたという特別感があります。
そんな魅力溢れるお茶会なのに宣伝もしないし、内容を漏らすこともご法度なのはなぜでしょうか?
スタッフの奉仕で成り立つ
ファンクラブ活動とお茶会は、劇団は黙認しているけど、公認ではないということでしょう。
劇団としてはなるべくお金がかからない形で、生徒のマネージメントをしたい。というか、ファンクラブに丸投げが現状です。
この方法でずっと表面上は上手くいっていた。
実際は、スタッフの方々の奉仕に頼ってきたと思いますし、スタッフの努力や不満を聞いたことがあります。
劇団が外部プロダクションのように生徒にマネージャーを付けるとしたら、宝塚歌劇の生徒数は多すぎるのでしょう。チケット代を値上げしても難しそうです。
ファンクラブが生徒を支援することが前提になっているのは、ほとんどの生徒が劇団の給与だけでは生活や舞台に必要な物を用意するのが難しいことがあります。
宙組 有愛きいさんご遺族代理人を務められた川人博氏が、最近、産経新聞にエンタメ界の働き方について書かれていました。
法で守られるように
2023年、宙組の問題が明らかになりました。
有愛さんは新人公演を束ねる長の期の長として睡眠時間が3時間という日が続いた。
「多くのタレントは経済的に不安定 法で守り、社会の目も変えて 弁護士、川人博氏
旧ジャニーズ、宝塚…エンタメ界の「闇」なくすには」
https://www.sankei.com/article/20240728-ALXKFQQQFFOEZI3E2VIX4O5LIU/
ごく一部の一流スターを除くタレントは経済的に不安定であり、心身の健康面にも問題が生じやすい。抜本的な解決には、新たな法律の制度による規制が不可欠だ。
この中で、川人氏はタレントのようなフリーランスも労働者として認められるべきと言われています。労働者ならば、勤務時間、休暇などの守らなければならないラインがはっきりします。
宝塚では公演数を減らすことがされましたが、一方で雪組新トップスター 朝美絢さんが東京宝塚劇場公演千秋楽から2日後に韓国でトークショーという企画が発表され、ファンは心を痛めています。
2025年は、宝塚大劇場の舞台設備工事のため、雪組公演が遅くなります。
朝美さんを始めとする「愛の不時着」組は、千秋楽後から約1ヶ月間ほど休暇?がとれそうです。それで許してねっということなのでしょうか。
またいつか元のような公演数に戻ることはないと思いたいです。
生徒がリフレッシュできる十分な休暇が取れることを願います。
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