昨日(6月22日)、二度見するようなニュースが!

元月組トップ娘役 美園さくらさんのミュージカル初出演が発表されました。


https://www.umegei.com/deathtakesaholiday/


「Death Takes a Holiday」演出は生田大和氏。

2023年月組で、月城かなとさん、海乃美月さんで上演されたオフブロードウェイ作品です。


人が求める"生"を知るため、人間界に降り立つ死神。


 

 

 美園さんは二刀流

 

死神サーキを演じるのは、小瀧望さん (WEST 旧ジャニーズ)、身長184cm。舞台でも活躍されて、2021年「エレファント・マン」では、読売演劇大賞の杉村春子賞および、優秀男優賞を受賞されている実力派です。


ヒロイン グラツィアは、山下リオさんと美園さくらさんがWヒロインで務められます。


美園さんは、慶應義塾大学大学院を今年修了されて研究員になり、研究者としての道を歩まれると思っていました。


産経新聞ウェブ「音声で聴く 美園さくら」で、学会に行くとき「教授を乗せて私が車の運転することになったんですよ」。

美園さんは、今年、運転免許を取得して、まだ路上で前向きに走ったことがないそうです。バックで駐車は練習したとのこと。大丈夫でしょうか?




ただ、ずっと歌の練習とストレッチはしていると言われていました。

美園さんのお母さまはオペラ歌手なので、美園さん自身が舞台を辞めても、音楽と歌が身近にあるのかなあと思っていました。


美園さん、研究者とミュージカル女優の二刀流に挑戦ということですね!

美園さんの歌声が聞けるのがうれしい。


最近、台湾旅行に行ったとき、感情が溢れて泣いてしまわれたそうです。

 

 

 役という鎧を着て


なぜ、美園さんが泣いてしまわれたのか?ご本人もわからない。


悩んだ末に泣くことで気持ちが浄化されることがあります。


美園さんらしいなあと思うのは、自身の感情の動きを考察されたところです。



宝塚時代は、役という「鎧」を着ていて、その人物の感情を表現できていた。
今は多くの方との出会いの中で、自身の内面を直視できず感情に流され、本来の目的が達成できていない。

「怖いかもしれないけど、自分の内面と向き合ってみて」


とある上級生から言われた言葉が今も心にあるそうです。

役の感情と自分の感情が合わさったとき、自然な演技につながるということでしょうか。


 

 大人になった美園さん

 

美園さんは宝塚時代、自身をうまく表現することができなかったと言われていました。



あるリスナーの方「作品が入賞して壇上で表彰されることになりました。姿勢が悪くならないか、美しい立ち姿のコツを教えてください」

美園さんの回答
頭から糸で吊り上げられているように意識する。
巻き肩にならない。
歩く階段を上る動画を撮る。
当日着る洋服と靴を試す。

さすが元タカラジェンヌ!準備をしてし過ぎということはない。


回答の前に「すご〜いですね」と褒めることを忘れない美園さん。
褒めることは人間関係の第一歩!

「美園さくらの思索 大人になるということ」

自分の弱さにそっと触れ、自分自身で機嫌を取る。それが、長い子供時代を終えて、「大人になる」ということなのかもしれない。


美園さんが、もう一度ミュージカルの舞台に立つことを決められたのは、演じてみたいという気持ちだけでなく、以前より大人になった自分ならどう演じられるのか?

自身も知りたいし、またお客様に届けたいからではないでしょうか。


自分の弱さを自覚したとき前に進む力に変えることができると知りました。


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