本日(6月20日)、宙組「Le Grand Escalier -ル・グラン・エスカリエ-」初日ですね。
2023年9月30日「パガド Sky Fantasy!」を最後に宙組公演が止まっていました。
スカイステージでも稽古場風景が放送されました。聞いたことのある曲がたくさん。
全員マスク姿でダンスシーンは顔の判別がつきにくかったですが。
Xやウェブニュースで初日の様子が伝わってきて胸がいっぱいになりました。
稽古場風景と瑠風さん
マスクを稽古場でする必要は今あるのかな?と思うのですが、感染対策だとすると、絶対、幕を上げたいという決意の表れだと思います。
マスクをしていても、芹香斗亜さん、瑠風輝さん、鷹翔千空さんの歌唱シーンは印象的でした。
瑠風さんは「ダルレークの恋」の「まことの愛」。
月城かなとさん2番手時代の主演作品です。月城さんは東京宝塚劇場で退団公演をされていることを思うと、懐かしく胸に迫るものがあります。
瑠風さんは、本当に歌が上手いですね。このまま宙組3番手というのもいいですが、他組に組替えして2番手になってもいいように思います。
花組は永久輝せあさん、星空美咲さんのプレお披露目公演に海外ミュージカル「ドン・ジュアン」が来たことから、永久輝さんと星空さんの歌唱力をかった海外ミュージカルが今後来るのではと思います。
かねてより「ファントム」は名前が挙がる作品ですね。
その時は、ファントムの父キャリエールは、綺城ひか理さんがされるのかと思っていましたが、「ドン・ジュアン」で騎士団長役、綺城さんは美味しい脇役のポジションになるのかと思われます。
つまり、キャリエール瑠風さんなら歌唱面でも、身長が高くエリックを包み込むお父さん感もあると思います。
また、瑠風さん東上初主演「大逆転裁判」から、蘭寿とむさん東上主演「逆転裁判」「逆転裁判2」を連想します。
蘭寿さんはその後に宙組から花組に組替えされました。
暁千星さん東上初主演「ブエノスアイレスの風」(柚希礼音さんが星組で主演された)の後、月組から星組という流れに似ている気がします。
宙組 稽古場風景で、春乃さくらさんが可愛く踊りながら歌われていました。
すすり泣きが聞こえ
そしてデュエットダンスは「王家に捧ぐ歌」でした。命をかけた究極の愛の歌。
Xによると、終演後の松風さん、芹香さんのご挨拶の時に、客席からすすり泣きがあったそうです。初日観劇された方は、長く宙組を応援されてきた方々でしょう。
ずっと我慢してきた想いが溢れたのだと思います。
愛未サラさんがエトワール、Xに上げてくださっていた階段降りを書かせていただきました。
愛未サラ(エトワール)
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泉堂成 亜音有星 大路りせ
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風色日向(肩羽根) 山吹ひばり
↓
鷹翔千空(肩羽根) 天彩峰里
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瑠風輝(3番手羽根)
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桜木みなと(2番手羽根)
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春乃さくら(トップ娘役羽根)
↓
芹香斗亜(トップスター大羽根)
前作「Sky Fantasy!」では羽根がなかった瑠風さんが3番手羽根を背負われたのですね。
おめでとうございます!
休演されていた亜音さんも復帰されて良かったです。
紅さんのジャケット
宝塚歌劇団公式インスタグラムにでていた芹香さんの豪華なジャケットは、元星組トップスター紅ゆずるさん、そして愛月ひかるさんが着られたものだそうです。
星組出身の芹香さんにとって、紅さんの衣装を着れるのは星組時代を思い出して感慨深いものがあったのではないでしょうか。
また、愛月さんは芹香さんの同期ですね。
宝塚の衣装が引き継がれるのはとても良いことですね。
宝塚の伝統を引き継ぎながら、変えていくところはこだわらずに変えていく。
「清く正しく美しくそしてほがらかに」の精神は大事ですが、それに縛られて無理に合わせて、あったことをなかったことにしてはいけないと思います。
初日の幕が無事に上がって良かったです。
宙組生には舞台に立てる喜びをかみしめて欲しいです。
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