本日(6月19日)、週刊文春電子版に今度は星組の記事が出ました。

星組現役生徒Aさんからの訴えによると、劇団内の改革はうまく行っていないようです。

 

文春の記事をブログに取り上げるかどうかは迷いがありました。

宙組の問題で記事が回を重ねられるにつれて、新しい情報がないところを芹香さんらを悪役にして興味をそそっているという印象があったからです。

 

そういった文春のやり方も踏まえてみた上で、今回の記事を取り上げてみたいと思います。

 

 

 

 体調を崩しても言うな

 

生徒の働き方改革として、週に1公演を減らすことがされたのですが、1公演の日の午後に「新人公演の稽古が追加される」ことになったそうです。

新公学年の生徒の負担は減らなかったということです。

 

「RRR」新公主演をされた方がコロナに罹患して、新公の日程が延期になったのは記憶に新しいです。この記事ではこの生徒の名前は出ていませんので書かないでおきます。

 

その方が劇団にコロナ感染を報告したことに、上級生が腹を立てた。

正しい手続きのはずですが、上級生に相談しなかったことがいけなかったのでしょうか?

 

上級生「体調を崩しても言うな」・・・公演を中止することはできないという気持ちはわかりますし、星組は「1789」の時に公演中止があったのでプレッシャーを感じているのかもしれません。

コロナで命に係わるほど重篤になることはなくなりましたが、他の人に感染させてしまう危険はあります。

 

それ以外にも上級生の意識が変わっていないんだと思うことが書いてありました。

「なんで言ったんだ。帰ってきたらぶん殴る」って、結構、言葉遣い悪いんですね。

女子高のノリなのか?夢が壊れます。

 

やはり音楽学校からずっとあった上級生と下級生の厳しい関係を和らげるのは簡単なことではないようです。

 

ただ、会社でも部下が上司に意見を言うことは難しいし、言い方を工夫しないと嫌われてしまいます。

 

組ルールの統一は遠い


確か組ごとにあった組ルールを、不要なものを省いて統一するという話があったと思います。

5組の組長と女子会の会長が話し合ったが、これは意見の合致を得ずに統一されなかった。

 

星組では独自に全体LINE上に生徒たちが匿名で意見を投稿してもらい、それを大画面に出して話し合いをされた。これは素晴らしいですね。

 

学年関係なく意見を言ってくださいということで、下級生が意見を言ったところ、後で上級生が下級生の名前を聞こえるように悪口を言った。

次回からは下級生から意見は出なくなった。

 

上級生と下級生では立場も違うと思いますが、これでは話し合いを持つ意味がないです。

上級生から見ると、下級生が意見を言うなんてと思われるかもしれませんが、今まで過ごしてきた劇団から生まれ変わろうとしているということを理解してもらいたいです。

 

また、プロデューサーや演出家のいない時、Aさんは上級生に囲まれ、フェルマータ(上級生が集団で壁を背にした下級生を囲むこと)をされて、『死ね』『退団しろ』『常に生きていてごめんなさいっていう顔をして生活しろ』と言われた。

これがいつの時点かわかりませんが、まだしていたら大変です。

 

星組も相当というか、”宝塚は1つ”なんでしょう。

 

プロデューサーがずっと目を光らせているというわけにはいかないと思いますが。

 

 プロデューサーは機能してる?

 

星組プロデューサーによる「パワハラ講習」が行われたそうです。

専門家にしてもらった方がいいのでは?

 

星組プロデューサーによると「パワハラと認定するにはたくさんの要素が必要なんです」

そこをポイントを押さえて話して欲しいのですが。

Aさんはプロデューサーに相談してもしようがないと思ったそうです。

 

また、自主稽古でルールが守られていないことを、Aさんが星組プロデューサーに訴えたところ、そのまま〇期の△さんが言っていると長の期に伝えられ、直接言えないからプロデューサーに言ったのに。

長の期に「チクったのか」と怒られてしまった・・・やれやれ・・・

 

また、星組プロデューサーは新人公演の稽古にも顔を出されるようになったのですが、いねむりをされていたようです。

宝塚ファンではなさそうですね。ファンならお稽古見たーいになりますけど。

 

時々思うのですが、電鉄社員だった方が劇団に出向されてプロデューサーになっていますが、エンターティメントのプロを採用することも考えて欲しいです。

宝塚の演出家、他の劇団や芸能プロダクション経験者など、プロデューサーとして生徒と公演に熱い心を持っている方が、まさに今、必要だと思います。

 

記事は下級生からの声で上級生の言い分がないということも考慮しないといけないです。

上級生には力をふるえる分、これから変わるんだという意識を持って欲しいです。

 

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