スカイステージ「タカラヅカニュース」で、星組 礼真琴さん主演「BIG FISH」稽古場映像を観ました。本日(5月30日)初日ですね。
初日の写真でました。
https://natalie.mu/stage/news/575488
礼さんがいい声で歌っていらっしゃいます。
エドワード(礼真琴)が若き日のサンドラ(詩ちづる)と肩を並べて歌う姿が映っていました。
既に美しいハーモニー・・・これからもっと進化していきそう。
トップ娘役 舞空瞳さんのミュージック・サロンが終わって、現在、星組は二分割ですね。
「BIG FISH」稽古場から将来の星組を想像してみました。
礼さんと詩さんのハーモニー
礼さんのポスター発表の時にも書きましたが、礼さんが黄色の水仙の花束を差し出す先には、若き日のサンドラ詩さんをイメージします。なんとステキなポスターなんでしょう。
もし、詩さんの次期トップ娘役が発表済みなら、お二人が水仙畑で語り合う映画ポスターのようになっていたのかなと思います。
カメラ越しの礼さんと詩さんの並びは可愛らしいです。舞台は遠目なので、ちょっと小さく見えてしまうかもしれませんが、礼さんと詩さんのハーモニーが美しければ、気にならないでしょう。
ドン・ブライス(蒼舞咲歩)がサンドラの腕を掴んで「俺のおんなだ~」と言うと、エドワードが手を離させるシーンがありました。
蒼舞さんは「RRR VIOLETOPIA」を休演されていましたが、稽古場で元気な姿で活躍されています。妹の亜音有星さんも、長らく休演されていましたが、宙組「Le Grand Escalier -ル・グラン・エスカリエ-」お稽古中です。舞台に帰ってきてくれて良かったです。
2023年博多座「ME AND MY GIRL」では、蒼舞さんはとぼけた耳の遠いお爺さんジャスパー・トリング卿。
ビルと絡むアドリブもあって笑いをとられていました。
若い男役が老け役をするのは辛いのではと思っていたので、今回は礼さんのライバルの若者で良かったです。
歌唱に優れた男役・娘役
稽古場映像では、サンドラ(小桜ほのか)と魔女(都優奈)の歌唱が素晴らしかったです。
小桜さんは、外部でも通用する歌姫だと思います。いつかは退団されて東宝ミュージカルに出演されるのが見えるようです。
都さんは公演ごとにソロ場面が増えて、また見事な歌唱で応えられています。
星組は暁千星さん主演「夜明けの光芒」組に、歌姫の瑠璃花夏さんがいます。
おそらく将来的に娘役2番手を瑠璃さん、別格的な歌手として都さんが活躍されるのでしょう。
暁さん体制、着々という感じがします。
星組の男役の歌い手は、美稀千種さん、輝咲玲央さんを始めとして、ひろ香祐さん、天飛華音さんとベテランから若手までいらっしゃいます。
礼さんが素晴らしい歌い手なので、星組は大ナンバーのある海外ミュージカルを上演することが多く、若手にも刺激になっていると思います。
礼さんの任期が9~11作程度だとすると、残りの任期は礼さんの歌に特化したような作品で集大成を飾られるのではないでしょうか。
歌の魅力に磨きをかけて
礼さんは2番手時代から歌にダンスに大活躍でしたし、トップ娘役として舞空さんという素晴らしいダンサーを迎えられた。
礼さんと舞空さんのお披露目の頃は、礼さんの歌とダンスの両方で売りたいという構想があるように見えました。
ただ、礼さんの魅力と人気の秘密は、よく響く低い声とリズム感だと思います。
フレンチ・ロックを歌いこなす礼さんの強調の効いた歌声と息の長さに驚きました。
流れるようであり、力強く心に響く声。
礼さんが出演する作品は大人気になるのがわかります。
礼さんの任期はあと3作品程度なのか、もっと長いのかわかりませんが、礼さんが歌唱にさらに磨きをかけられると思うと楽しみです。
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