本日(5月18日)、舞空瞳ミュージック・サロン「Dream in a Dream ~永遠の夢の中に~」ライブ配信を観ました。

舞空さんは宝塚を”永遠の夢”に例えられたのですね。

実際には大変なこと辛いことがあっても、こんなステキなミュージック・サロンに辿りついた。

 

ダンサー舞空瞳を前面に押し出した構成で、プロローグは「リベルタンゴ」、エピローグは「ロミオとジュリエット」エメをダンスで表現されました。

 

 

花組で育ち星組で花開いた

 

舞空さんは思い出の曲は、「ハンナのお花屋さん」の「ミラクル」。

クリス(明日海りお)の母ハンナ(舞空瞳)は、スウェーデンの森と共にクリスの思い出の中にいます。

舞空さん「明日海さんが快くご承諾くださり、明日海さんのナレーションを入れさせていただきました」

明日海さんの温かな声に癒されました。

 

舞空さんは歌い終わった後「研2で何もわからない私に、花組の上級生の方が髪飾りの作り方を、一から教えていただきました」

このとき舞空さんは研2でタイトルロール!すごい抜擢でしたよね。

 

ショーの始まりは、緊張感あるタンゴ。

舞空さんと同期の紅咲梨乃さん、奏碧タケルさん、鳳真斗愛さん、水乃ゆりさん、皆さん見事な足さばきでした。

お稽古の時、お互いの足があたって「ごめんね~」と言いながら練習されたそうです。

 

2023年星組「ME AND MY GIRL」から、ビル(奏碧)とサリー(舞空)のタップダンス。


舞空さんは奏碧さんについて「お稽古の初めから、タップが出来上がっていて上手いんです!」

奏碧さん「そのシーンが大好きで、袖で毎日観ていたので覚えちゃった」

本当に奏碧さんのタップダンス上手かったです!

 

博多座「ミーマイ」で、奏碧さんは仲買人でしたよね。

ジャッキー(極美慎)が「トップに登るわ~」と歌うシーンで踊られていました。仲買人の皆さん、カッコイイ~と観ていました。

 

最後は、「ロミオとジュリエット」から「エメ」を、舞空さんが羽衣のような薄布を持って踊られました。”愛”を象徴する天女の舞はしなやかで美しかった。

 

花組で育ち、星組でトップ娘役となり、今、観に来てくださったお客様、配信で観てくださっている皆様に感謝の言葉を述べられる舞空さん。

 

舞空さんの退団公演「記憶にございません Tiara Azul -Destino-(ティアラ・アスール ディスティーノ)」では、また一段と美しい舞を見せてくださることでしょう。

 

舞空さんは花組から星組へいわゆる1作前異動でトップ娘役になられました。最近は1作前異動というのはないですね。

組替えが中止になり、宙組 天彩峰里さんがそうだったのかはわからなくなりました。


それだけ舞空さんが出来上がっていたのか、最近は劇団の方針が変わったのでしょうか?

 

 詩さんを慎重にも慎重を重ねて


舞空さんは8作目「記憶にございません Tiara Azul 」東京千秋楽12月1日に退団されます。

次期トップ娘役としては、月組から組替えした詩ちづるさんが最有力だと思います。

 

詩さんは、2021年11月月組博多座「川霧の橋 Dream Chaiser」千秋楽後に月組から星組に組替えされました。 

このとき、星組は礼真琴さん、舞空瞳さん3作目「柳生忍法帖 モアー・ダンディズム!」でした。

 

将来のトップ娘役候補としては、かなり早めの組替えですね。

詩さんを星組でじっくり育てる、また礼さんとの相性を慎重に見るということでしょうか。

 

礼さんと詩さんの共演は、2022年全国ツアー「モンテ・クリスト伯」で、モンテ・クリスト(礼真琴)が助けるペルシャのエデ姫(詩ちづる)から始まります。

 

最近、詩さんがスカイステージ タカラヅカニュース「おしゃれの秘密」で、ペルシャの姫を演じるにあたって選んだ香水のお話をされていました。

詩さんにとって、特に思い出深い作品なのかなあと思いました。

 

その後、礼さんと詩さんの共演は「JAGUAR BEATの一場面」「Le Rouge et le Noir ~赤と黒~」「BIG FISH」と続いていくので、慎重にも慎重を重ねてという感じがします。

 

 組配属の構想と組替え

 

詩さんが今年トップ娘役になるとしたら、105期娘役では、花組 星空美咲さんに次いで二人目ですね。


森下信雄著「元宝塚総支配人が語る「タカラヅカ」の経営戦略」で、森下氏は星組プロデューサー時代に、柚希礼音さんの相手役にしようと思い、陽月華さんを星組に組配属したのに、宙組の大和悠河さんの相手役にと請われて組替えとなったと書かれていました。


組配属は計画的でも、他組から請われることがある。

花組から星組に組替えされた舞空さん、そして月組から星組に組替えされた詩さんは、まさにそのように見えます。では、当初はどなたの相手役と考えられていたのか……


105期娘役では、雪組の音彩唯さん、宙組の山吹ひばりさんが、これからトップ娘役になりそうです。


音彩さんと山吹さんは、どなたの相手役と考えて組配属されたのか、また予定が変わって組替えになるのか見守っていきたいと思います。


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