月城かなとさん、海乃美月さん退団公演「Eternal Voice Grande TAKARAZUKA 110!」宝塚大劇場千秋楽をライブ配信で観ました。
お芝居の冒頭、登場される月城さんの表情がいつもと違う、万感の想いがあるような気がしました。
月城かなとさん、海乃美月さん、麗泉里さん、空城ゆうさん、彩音星凪さん、一星慧さん、まのあ澪さんが、晴れやかなお顔でご挨拶され幸せな千秋楽でした。
サヨナラショーのラストは
サヨナラショーのセットリストから、月城さんは海乃さんとのコンビ感を大切にされているのがわかりました。
幕開きは、少年ギャツビーが真面目な人間になるための決意を述べるナレーションから始まります。
朝日の登る前に (グレート・ギャツビー)
川霧の橋 (川霧の橋・プレお披露目)
「ずっっ好きだった」とセリフが入るのが新鮮です。
まことの愛 (ダル・レークの恋)
月城さんと海乃さん
今夜、ロマンス劇場で
海乃さんソロ
どうすればわかる？(Death Takes a Holiday)
月城さんソロ
かわらぬ想い (ブラック・ジャック)
鳳月杏さん、風間柚乃さん、礼華はるさん、彩海せらさんがコロスは、白黒でブラック・ジャックの横顔が描かれています。
退団者の方々
Compus of Your Heart (ディズニー Rain on Neptune)
月城さん、鳳月さん
Shooting the Moon (Full Swing！)
海人たちのカルナバル (Deep Sea)
鳳月さんと退団者
万華鏡百景色
「絶景かな、絶景かな」が、千秋楽の客席にビッタリです。
全員
RAIN (セカイノオワリ Rain on Neptune)
月城さん、海乃さん
Alone Here With You (Death Takes a Holiday)
最後は月城さんと海乃さんがふたりだけで向き合い、月城さんが海乃さんにキス。
暗転からほのかにお二人が見えます。
サヨナラショーがまるでお芝居であり、ラストはトップコンビの甘いキスで終わる。
月城さんが描きたかった世界が見えた気がしました。
尊重しあうコンビ
サヨナラショーの構成を見て、月城さんが海乃さんをとても大切にされている。
またトップコンビとは仲良く和やかにという月城さんの思いを感じました。
海外ミュージカル「Death Takes A Holiday」から２曲選ばれたのは驚きましたが、海乃さんのソロは、お芝居の中でとても素晴しかったので納得でもあります。
月城さんと海乃さんの歌声に楽曲の美しさとロマンチックな雰囲気がマッチした作品でしたね。
こんなに歌が上手い月城さんですから、本公演でも海外ミュージカルを上演して欲しかったです。
お花渡しは礼真琴さん
燕尾服の月城さんが大階段の上に立たれたとき、本当にもう宝塚大劇場の舞台に立たれるのは最後なのだと思いました。
お花渡しは組からは鳳月さん。横抱きにする真紅の薔薇の花束。何か話し込んでいらっしゃいます。
同期からは星組の礼真琴さん。
礼さんが何かを囁かれたら、月城さんがもう〜みたいな笑いながらちょっと怒る表情に。
礼さんは何か面白いことを言われたようです。
麗泉里さんへのお花渡しは、組からは春海ゆうさん、同期からは星組の暁千星さん。
暁さんは元月組で麗さんとはずっと一緒でしたね。
海乃さんがご挨拶で、れいこさんへの感謝の言葉を述べられ、いいなあ美しいなあと思いました。
月城さんが「清く正しく美しくそしてほがらかに」の言葉を述べられたのは、それが宝塚歌劇団の原点であると言われた気がしました。
緞帳前に月城さんと海乃さん。
感謝の言葉を述べられ、最後に下手にはけるとき、海乃さんが最後のお辞儀なしに袖に行かれたのを月城さんがチョイと注意。
恥ずかしそうに戻ってきた海乃さんカワイイです。
月城さんと海乃さんのお二人は、今まで一緒に困難を克服してきて、今、仲良く千秋楽を迎えることができたのですね。
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