花組 新トップスター 永久輝せあさん・星空美咲さんプレお披露目公演「ドン・ジュアン」の先行画像から、ポスターと新体制について語りたいと思います。
ドン・ジュアンと赤いバラ。バラは愛の象徴。
永久輝さんが「激情」で演じたドン・ホセは、赤いバラをカルメンと想い監獄で恋い焦がれていた。
先行画像は永久輝さん1人写りでしたね。
ポスターはどうなるのでしょうか?
ポスターは2人写り
花組「ドン・ジュアン」は、永久輝さんと星空さんのプレお披露目公演なので、ポスターはお二人になると思います。
ドン・ジュアンは先行画像と同じ黒い衣装、マリアはスペインの町娘のドレスでしょうか。
「ドン・ジュアン」では、フラメンコを踊るシーンがあります。
雪組公演では、フラメンコ舞踊家の佐藤浩希氏が指導され、「諏訪さきさんが上手いので、みんな見て」と言われたというのを覚えています。
外部の方なので率直に効率良くできたのでしょう。
NHKFM「望海風斗のサウンド・イマジン」のゲストで佐藤氏が来られたとき、ドン・ジュアンでの振り付け指導の話から「またやりたいね〜」と言われていました。
スペインでは、フラメンコの手拍子をする方をパルマと言い、手拍子だけを仕事にする人がいるくらい重要なのだと語られていました。
フラメンコは奥が深そうですね。
永久輝さんと綺城さんの同期売り
ドン・ジュアンの友人ドン・カルロは、綺城ひか理さんでしょう。
永久輝さんと綺城さんは、実際に同期で親友ですから、ドン・ジュアンとドン・カルロを地で行きますね。
花組新体制は、宙組元トップスター凰稀かなめさんと緒月遠麻さんのような同期売り体制になるのでしょうか?
宝塚歌劇の作品の多くが、ヒーローとヒロインの恋愛物語。
女性ファンが自身をヒロインに重ねることを考えると、あまり同期売りに寄らない方が、ファンは夢が見れるような気がします。
と言っても、綺城さんの明るい性格は永久輝さんを助けることは確かでしょう。
2024年度「宝塚おとめ」に、綺城さんが演じたい役として「ファントム」のキャリエールと書かれていたのでオッと思いました。
永久輝さんが「ファントム」とは縁があると言われたことをご存知なのですね。
キャリエールはファントムの父ですが、綺城さんなら永久輝さんに対しても背が高く、あの銀橋での抱擁もピッタリです。
望海風斗さんが主演された「ドン・ジュアン」が、プレお披露目に来たことから、やはり望海さんがされた「ファントム」も視野に入っているのかもしれません。
ただ、望海さんと永久輝さんの持ち味はかなり違うように思います。
星空さんと向き合えるコンビに
望海さんは、深く力強い歌唱にクールな容貌。
永久輝さんは、等身バランスが良く、歌唱、ダンス、芝居のオールラウンダー。
共通点はシリアスな作品が似合うところでしょうか。
スタイルから、永久輝さんが一番似ている歴代ファントムは、和央ようかさんなのかなと思いました。
永久輝さんのお披露目「エンジェリックライ」は、ファンタジー・ホラロマンとか。楽しそうな作品ですね。
望海さんほど、シリアス悲劇路線にふらないようです。
トップコンビの仲の良さは人気につながります。
永久輝さんと星空さんは、お互いを尊重して向き合えるコンビになればいいなあと思います。
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