本日(4月28日)、月組「Eternal Voice Grande TAKRAZUKA 110!」を観劇しました。

宝塚大劇場千秋楽まで、あと2週間ですね。

 

宝塚歌劇団は働き方改革をしているので、そろそろサヨナラショーのお稽古が始まっているのでしょうか。

 

 

 

月城かなとさんの代表作

 

月城かなとさんの今までを振り返るサヨナラショー。

どのようなセットリストと演出になるのでしょう?


月城さんのバウ初主演 雪組「銀二貫」から「梅が枝の花かんざし」は入って欲しいなあと思います。松吉が正直に懸命に生きる姿に感動しました。

月城さんと松吉が重なります。


月組「ダル・レークの恋」からは、テーマ曲「まことの愛」でしょうか。2幕冒頭の雨で煙るような「小雨のパリ」もステキな雰囲気の曲でした。

この公演は、全国ツアーがコロナ禍で梅田芸術劇場公演になりましたね。宝塚初見の方に、クラシカルな名作と月城さんの男の色気を観てもらいたかったです。


個人的には「ダル・レークの恋」は月城さんの代表作だと思います。


月城さんの男役の魅力に惹きつけられた作品

ロマンチックと言えば「今夜、ロマンス劇場で」。

クールと言えば「グレートギャツビー」。

カッコイイは「Rain on Neptune」。


月城さんには、もっといろいろな男性像、特に和物で美しく苦悩する役を演じて欲しかった。


海外ミュージカルは、「DEATH TAKES A HOLIDAY」のみで、本公演で海外ミュージカルがなかったのは残念です。


海外ミュージカルでは、月城さん3番手時代、珠城りょうさん・愛希れいかさん主演 月組「エリザベート」のルキーニはノーブルでした。


前に観劇したのが初日が明けてすぐの頃で、久しぶりに観て気がついたことを書いてみます。


 

 正塚氏のお芝居で感じること


お芝居のセリフが上手い!と感じたのは、羽音みかさん。月城さんの伯父さんの恋人の役です。

正塚晴彦氏の独特なセリフは、人によってはぶっきらぼうに聞こえることがあるのですが、羽音さんは自然です。芝居心があるのでしょう。声もよく通り聞き取りやすい。


伯父さん役の凛城きらさんは、休演が続いていて心配です。

また、伯父さんを演じて欲しいです。


彩みちるさんは、かなり色濃い霊媒師です。

今までの可愛い役とは違う。

この役は、天彩峰里さんが演じたらハマりそう。

もしかしたら、天彩さんの宙組から月組への組替えがある前提で作られた役なのか?と思ったりしました。

彩さんは彩海せらさんと姉弟が似合っています。

彩海さんは、メイクの加減か大人っぽくなりましたね。


礼華はるさんと彩海さんのシーンで、気になったことがあります。

 

 

礼華さんのムーンリバーに

 

礼華さんと彩海さんが、銀橋を渡りながら「ムーンリバー」を歌うシーンがあります。


礼華さんが歌う歌詞に


月のひかりをうけ

きらめく川面に

サヨナラの手紙

折って流そう紙の小舟

ムーンリバー


んんっ、これは組替え?


宝塚の千秋楽前に組替え発表があれば、千秋楽で組替えの挨拶ができます。


礼華さん(101期)、彩海さん(102期)で学年が近いので、二人が路線として活躍するには、いつかはどちらかが新天地に組替えする方が良さそうです。


この公演で退団される麗泉里さん、彩音星凪さん、空城ゆうさん、一星慧さん、まのあ澪さんが歌いながら銀橋を渡るシーンもあり、寂しいですが心温まるショーでした。

 

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