昨日(3月26日)、宙組上級生が昨年亡くなった劇団員のご遺族に謝罪するという一報がありました。
ようやく、ご遺族と劇団の合意への道筋が見えてきたと思ったのですが・・・
阪急阪神ホールディングス会長 角和夫氏が、上級生の謝罪文を預かり、ご遺族に手渡すということがわかりました。
謝罪文でいいのか
想像していた謝罪(対面)と違っていたので戸惑いがありますが、謝罪を文面で行うのは、よく考えて言葉を選んで書くことができますね。
ご遺族にとっても、気持ちを落ち着かせて読めるのでしょう。
ご遺族が対面で会うことを望まれていなかったり、また文面が良いと思われているのかもしれません。
人と人が会って謝罪するというのは、双方にとってかなりの緊張感があります。
文面で残すことで言った言わないをなくすことができ、保存しやすいということもあるのでしょう。
文面の場合、心からの謝罪かどうか判別も難しいわけですが・・・
ここへ来るまで長い時間がかかりました。
この時間が宝塚歌劇団が生まれ変わるために必要な時間だったと思いたいです。
パワハラをなくす対応
ご遺族と劇団が合意書を締結した後、劇団から発表があるのでしょう。
出来れば、もう一度どんな改革をしている、することになったのかをまとめて提示して欲しいです。
宝塚歌劇団ウェブページには、外部弁護士の11月報告書を受けて「宝塚歌劇団の今後の対応」があがっています。
これは過重労働を減らす取り組みで、このときはパワハラを認めていなかったのでパワハラをなくす対応はありません。
少し前にリスペクト・トレーニングを行っている、組ルールの取りやめと共通化ということが報道されていました。
今回のような痛ましいことが二度と起こらないよう、強い決意と対応を示してもらいたいです。
また、改革の姿を対外的に示すことは、宝塚歌劇団の堕ちたイメージを回復させることにつながっていくはずです。
最近、宝塚歌劇は少し変わったと思うことがありました。
SNSの活用です。
紅さんと現役生徒・動画
スカイステージ新番組「スミレTERRACE-その話聞かせて紅(くれない)?-#1 「真那春人・咲城けい」
元星組トップスター 紅ゆずるさんのインスタグラムに、真那春人さんと咲城けいさんが登場されました。
紅さんのコメント
現役さんとの写真?!大丈夫か?!
と思ったそこのアナタ
このお写真は劇団の許可をとって投稿しておりますのでご心配なく
紅さんらしい面白さです。
また、インスタグラム神戸新聞NEXTで、110期生首席の彩葉ゆめさんが、音楽学校文化祭でソロ歌唱されている動画がありました。
徐々に、現役生徒の姿が劇団が認めた方やサイトで見れるようになっています。
SNSを有効に使って、劇団イメージをアップさせることにつながりそうです。
まだまだ、現役生徒発信のSNSはできないとは思いますが、少しずつ他の芸能人と自己表現に差が無くなっていくのかなと思いました。
変わっていく宝塚歌劇団に期待します。
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