本日(3月24日)、花組 トップコン柚香光さん、星風まどかさん退団公演「アルカンシェル」宝塚大劇場千秋楽ですね。
劇場で配信でご覧になられる方が、たくさんいらっしゃるのではと思います。私はこの週末、東京で星組「RRR VIOLETOPIA」を観劇しました。
花組千秋楽だったから、宝塚友の会で当選したのかも?
花組配信で観れないのが残念です。
つい最近、映画「RRR」S.S.ラージャマウリ監督がご観劇になったことが宝塚歌劇団のニュースに出ました。
https://kageki.hankyu.co.jp/app/news/20240322_004.html
S.S.ラージャマウリ監督
「素晴らしいパフォーマンスに度肝を抜かれ、今の心境を言葉では言い表せないほどです。ダンス、歌、芝居、どれをとっても、すべての方がそれぞれの役に没頭していたと、とても感じました。
舞台上のいろいろなところで、様々なやり取りが繰り広げられており、何度も足を運びたいと思わせる見どころ満載の公演でした。衣装も本当に素晴らしかったです。ミュージシャンの方々、照明、舞台監督ほか皆様それぞれの素晴らしい仕事に感銘を受けました。
「RRR」という映画を宝塚歌劇団の皆様が舞台化してくださったこと、心の底から感謝しています。」
ラージャマウリ監督が宝塚歌劇「RRR」を認めて楽しんでくださったことがわかります。
礼さんと暁さんお見送り
ラージャマウリ監督のXに「RRR」幕が降りてから、礼真琴さんと暁千星さんがお見送りされている動画がありました。
監督が立ち上がって客席の拍手に答えられて、礼さんと暁さんも緞帳前で拍手されて、最後は両手を合わせられました。
https://x.com/ssrajamouli/status/1771140714912465303?t=XUCSwkSiwhiSxub6Qe-yTQ&s=09
「RRR」楽しくて感動して目が足りない。私はここ数年で一番好きな作品になりました。
1幕物のお芝居の中に何回感動させるの?と思うほど。
ビームとラーマの出会い
ビームとマッリの再会
ムチを打たれながらのコムラム・ビーム
涙がずっと……インドの心を感じます。
また、舞台に合うよう谷貴矢氏の切り取り方が上手い!
映画「RRR」では、ビーム(礼真琴)がトラなどの動物を武器とするため、餌となる肉を調達するシーンが出てきますが、舞台ではビームが大きな肉の塊を棒にぶら下げて歩くシーンで暗示しています。
映画ファンはクスッとするはずです。
アドリブ楽しい!
東京では修理屋に自転車を取りに来る青年が、自転車に乗って帰る時、昨日はヨロヨロ……アドリブなのか?本当に?
本日はすーっと走り。
修理屋のおじさん(大輝真琴)「今日は大丈夫だな」客席から笑いが起こりました。
幕が降りて、ビーム(礼真琴)とラーマ(暁千星)が銀橋を下手に歩いて去るとき、暁さんが手を下から出すたと、礼さんが手を上から伸ばして娘役のダンスステップで近づくという。
礼さん、時間が足りないと暁さんと駆け寄って、お二人で仲良く袖に入られました。
アドリブ楽しい!
余裕が出てこられたのですね。
暁さんが礼さんビームが兄貴と慕うラーマを演じているせいか、頼もしくなってきています。
暁さんが逞しくカッコイイ
ラーマはインド人の中でも、知的で洗練されている。
暁さんのスタイルの良さが活かされて、とてもカッコイイです。
毒ヘビに咬まれてのたうちまわるラーマ。その身体バランスと動きの良さは、暁さんだからできるリアリティです。
可愛いありちゃんから、逞しくカッコイイ暁さんに成長された気がします。
新人公演でビームを演じて魅力的だった大希颯さんの演技も、今回注目して見ました。
イギリス軍の兵士ライアン(大希颯)は、棒でビームを叩いたり、結構セリフがあります。今まで、大希さんだと気がつきませんでした。
冷酷というより仕事に忠実で一見好青年。
好青年に見えるのは、主役を演じるときに役立つはずです。
礼さん時代の任期後半に来て、2番手暁さん、そして若手が成長してきているのを感じます。
「RRR」のような作品は、観客だけでなく演者の心にも感動を残していると思います。
心が動くお芝居が自然とできてくる。
これからの星組も楽しみです。
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