本日(3月14日)、月組新トップコンビ 鳳月杏さん、天紫珠李さんお披露目公演「ゴールデン・リバティ」、「PHOENIX RISING(フェニックス・ライジング)」が発表されました。

 

 

ミュージカル・クエスト
『ゴールデン・リバティ』
作・演出/大野 拓史

 

Takarazuka Spectacular
『PHOENIX RISING(フェニックス・ライジング)』
-IN THE MOON LIGHT-

作・演出/野口 幸作

 

 

 

2番手はどなた

 

公演期間が、宝塚大劇場は11月16日~12月25日です。

クリスマスが千秋楽ということは、タカラヅカスペシャルはないもようです。残念。

 

東京宝塚劇場は、花組が12月7日~1月19日、月組は1月~3月(予定)ですね。

 

作品解説によると

ジェシーは、ライマンと名乗る男から大陸横断鉄道が運ぶ国庫の金貨を盗み出す計画を依頼される。

 

登場人物は3人

ジェシー(鳳月杏):列車強盗団から足を洗った男

アナレア(天紫珠李):謎の鞄を抱えた女性

ライマン(?):ジェシーの過去を知る男

 

ライマンが月組次期2番手ということですね。

現在の3番手の風間柚乃さんなのかどうか?

ライマンが、ジェシーの過去を知っているということは、ジェシーと同年代か年上かもしれません。

この解説はライマンの説明が極端にないので、これは意識的に伏せている感じがしますね。深読みしすぎ?

 

プレお披露目「琥珀色の雨に濡れて」と合わせて考えると、2番手役のジゴロのルイは、鳳月さんと並んだときに年齢差を感じないぐらいの方でしょう。

もし2番手として組替えするなら、別箱から合流の方が組に馴染みやすいように思います。

 

可能性としては、専科 水美舞斗さん、瀬央ゆりあさんでしょうか。

凪七瑠海さんは、鳳月さんより上級生。

ベテランの鳳月さんに上級生2番手はないと思います。

 

風間さんにとっては、番手が上がらず足踏みすることになりますが、その間にファンを増やすことができます。また、風間さんのイメージが大人びたところにあるので、実年齢が上がることで深みが出ると思います。

組替えはマイナスではなく、組に新しい風を入れてより魅力的にする方策だと思っています。

 

 

 

 

列車強盗というと


列車強盗というと有名な映画では、ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード「明日に向って撃て」でしょう。

この映画は、宝塚で言えばトップと2番手のバディ物ですが、解説を読むとそうではなさそうです。

あくまでも、トップコンビのお披露目を意識して、鳳月さんと天紫さんに焦点が当たっていますね。

 

大野拓史氏の歴史シリーズ、西部劇とアクションもあるようです。

 

列車というと「20世紀号に乗って」では、冒頭から望海風斗さんが20世紀号に乗り遅れそうになり扉につかまるというアクションがありました。舞台だから全然危なくないんですが、これは普通のミュージカルではないなと期待させるシーンでした。

 

西部開拓時代に、実際にジェシーとフランクという兄弟ギャングがいた。

鳳月さんの役名ジェシーは、実在のギャングからとったのかもしれません。

 

「クリフハンガー・スタイル」というのは、結末を最後まで語らないもので、まさに「明日に向って撃て」は、二人が銃撃戦に飛び出して行くところで終わっていました。

ラストは幸せな未来かどうか想像に任せていました。

 

 

不死鳥のように

 

レビューのタイトル『PHOENIX RISING(フェニックス・ライジング)』-IN THE MOON LIGHT-、ロマンチックでステキですね。

 

作品解説

月組新トップスター・鳳月杏をPHOENIXになぞらえ、満月の夜に蘇った不死鳥が風に乗り、アジアを中心に各国を巡り、人々の幸せのために天翔ける姿をダイナミックに描く宝塚歌劇の魅力満載のステージ。

 

なるほど、鳳凰=不死鳥とは、鳳月さんにピッタリです。

月組から花組に組替え、そして明日海りおさんの退団を目前にして花組から月組に帰還。

どちらの組替えでも、男役として素晴らしい舞台を務められました。

そして、2024年次期トップスターにまさに不死鳥ですね。

 

鳳月さんは、お人柄から組子から慕われているのがスカイステージの番組や舞台からわかります。

「人々の幸せのために天翔ける」というのが、周りのことをいつも気にされて謙虚な鳳月さんのイメージに重なります。

 

東上公演 鳳月さん主演「ELPIDIO」千秋楽で、「月組大ジャンプ」の掛け声を、副組長になったばかりの白雪さち花さんに譲られました。

貴重な別箱主演、次にいつできるかわからないのにと思う一方、鳳月さんはトップスターになったらいつでも「月組ばんざーい」ができるから?と思ったりもしましたよ。

でも、掛け声を譲るのは鳳月さんの優しさがあるからだと思います。

 

鳳凰のように天翔ける鳳月さんと天紫さんのお披露目公演、楽しみにしています。

 

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